比良山地 堂満岳 2016年2月28日
集中登山、縦走組、岩登り組、沢登り組と分かれて同一の目的地を目指すスタイル。
私は縦走組にお邪魔させて頂いて、色々と勉強させて頂きながら山頂を目指した。
大阪城近くの森ノ宮駅で集合し、山岳会の方と乗り合わせで登山口へ。
比良山系は初めてだが、大阪からアクセスも良くて1時間半ほどで行ける。
山岳会の登山に参加したのは、技術の向上を求めて入会しようと考えたからだ。
私はピークを踏んで満足するタイプではなく、山に居ること自体に喜びを感じる。
難しい登山を成し遂げて自慢したい訳じゃない。 ただ山と1つになりたい。
登山を初めて4年が経ち、スキルが無ければ行けない場所に行きたくなった。
それと守りたい命がある。 自身の命と大切な仲間の命を守りたい。
知識と技能があれば守れた命を守れない、そんな歯痒い想いはしたくない。
色々な制約があり、これまでの様な自由奔放な山行スタイルは出来なくなる。
しかし規範があってこそ引き継がれる技術と守られる命があることも確かだと思う。
私は入会の意志を示し、今回の集中登山に参加させて頂くこととなった。
8:10 イン谷口 スタート。
2月下旬とは思えない陽気。 ミッドレイヤーでも暑く感じるほどの体感温度。
8:35 大山口 通過。
分岐を右に取り、川を渡ってダケ道へ。 北比良峠を目指す。
登山道はとても整備が行き届いていて、六甲山系に似ている印象を受けた。
良いペースで進んでくれていたので、心拍も安定して楽に進むことが出来た。
9:14 かもしか台 到着。
特に展望がある訳でもなく、名前の由来は不明。
かもしか台を通過後、ようやく積雪を見ることが出来たが積雪量は少ない。
瞬間的に踏み固められたトレースが滑り易く緊張した場面もあった。
結果的にキックステップのみでノーアイゼンでクリアすることが出来た。
10:22 北比良峠 到着。
まるでゴルフ場の様な広い場所だが、雪も無くガスで景色を望む事は出来なかった。
北比良峠を通過後、予定時間に余裕があるので滑落防止訓練を受けた。
こうした講習を受けたことがなかったので、非常に嬉しいサプライズだった。
11:11 金糞峠 到着。
金糞。。。。 どうしても下ネタを連想してしまうのは私だけではないはず。
写真だけ見ていると2月下旬とは思えない。 厳冬期はこのまま終わっていくだろう。
堂満岳はあまり展望を望めないとのことなので、開けた場所で景色を楽しんだ。
12:07 堂満岳 山頂 到着。
岩登り組、沢登り組との合流予定の13:30までここで休憩をとることになった。
休憩中に岩登り組、沢登り組が合流し、狭いピークが大人数で賑わっていた。
合流後、記念撮影を終えて縦走組の私たちは先に下山開始。
樹林帯は風が無く、動いていると汗が滝の様に流れる程の暑さ。
14:30 ノタノホリ 通過。
水面が鏡の様に反射し、美しい景観を見ることが出来た。
冬は何処に行ってしまったのだろう? 本当に2月なのか疑問に思ってしまう。
良いペースで下っていると、聞き慣れた声がし振り向くとtokuさんが追い付いてきた。
まるでトレランの様なペースで下って行き、あっとゆう間に姿が見えなくなった。
岩登り組はかなり遅れて下山開始したはずだが、物凄い速さで下ってきたようだ。
15:05 イン谷口 到着。
こうした会の登山に初めて参加させて頂いたが、とても勉強になることが多かった。
そろそろ本腰を入れて山に向き合い、心技体共に向上させていきたい。
とりあえず今週末、クライミングシューズとハーネスを買いに行こうと思っている。
ヤマレコの記録はコチラ
比良山地 堂満岳 雪は無かった。。。
今回参加させて頂いた山岳会、山遊楽会のHPはコチラ
山遊楽会(サフラン)・大阪府岳連盟所属の山岳会