台高山脈 木梶林道~国見山 周回 2016年4月29日
今回で会の山行に参加するのは、正式に入会してから2回目となります。
朝から気温が低く、直近まで暖かい日が続いていたので寒く感じました。
木梶林道をギリギリまで車で入り、駐車スペースに車を停めて出発準備。
この日はアイゼントレーニングだったが、私は合宿には参加しないので通常装備。
自分だけ楽するのは気が引けるので60Lザックに20Kg歩荷で山行に望みました。
9:12 木梶林道駐車スペース スタート
林道は落石多数で少し危険。 歩いてる時も頭上に注意が必要だと感じました。
木梶川に沿って進んで行くが、赤ゾレ山直登ルートの取付きが判りにくかった。
結果的に川を渡渉して目の前の尾根を直登していく。 始まりは中々の急勾配。
10:16 渡渉後 尾根ルート取付き
直登ルートは勾配がキツく、前日の雨で足元が緩くて滑り易くて登り難い。
私はノーアイゼンの為、柔らかいブナ林の地面を蹴り込み、ステップを切る必要があった。
ある程度まで登ってこないとテープすら無く、自由なルート取りが出来て楽しいルートです。
アイゼンで踏まれる大地を見て悲しくなる気持ちもあったのは正直な感想。。。
皆さんは上手く木の根を躱して、ダメージは最小限に抑える様に努力されてました。
11:15 P1176 通過。
P1176にて、ようやく台高山脈の縦走路がハッキリと見えるようになったので1本立てる。
機動性が違うので、強風に耐えつつ花を愛でながら遅れてくるメンバーを待つ。
11:40 赤ゾレ山 到着。
向かいに見える薊岳、更に奥には奥駈道 大普賢岳方面。
縦走路に入った途端、強風が吹き荒れており体感温度が一気に下がる。
寒さに強い私は薄着だが、シェルを着込んでいて丁度良く、気温は4度以下だった。
今日も愛用のミステリーランチ。 シュラフとシェルターもあるので快適ビバーク可能。
赤ゾレ山直下にある赤ゾレ池。 角度によってはハート型に見える。
13:43 馬駈ヶ辻 通過。
そろそろ躑躅も見頃な季節。 所々で美しく紫色の花が山を彩っていました。
縦走路から見下ろす大又林道。 思ったより早く天候が荒れそうな予感。
動物も食べない私の苦手な毒草、バイケイソウが辺り一面に生えていました。
風が吹く度に頭上からパラパラ、遠くから見ると山が白かったのは霧氷でした。
12:26 国見山 到着。
昼食を終えて木梶山を目指し、馬駈ヶ辻に戻る途中、ようやく晴れ間が見えてきました。
青空と新緑のコントラストが美しく、台高山脈らしい雰囲気を堪能することが出来ました。
馬駈ヶ辻から木梶山へはルートが不鮮明の為、小まめなルート確認必須。
何気なしに尾根伝いに歩いていると、完全にルートを間違うので要注意です。
14:13 P1316 通過。
木に埋め込まれたブリキの看板。 パンチングで木梶山方面を示していました。
本日デビューのARC'TERYX ALPHA FL JACKET。 軽量で機動性抜群でした。
木梶山へ向かう稜線はススキが美しく、遠くまで見通せる素晴らしい景色でした。
ただ遮る物が無く、この日一番の強風を受けるポイントでもあり緊張感がありました。
14:35 木梶山(南峰) 通過。
14:41 木梶山 通過。
木梶山を通過後は急峻な坂をひたすら下るルートで緊張感がありました。
途中で見掛けた熊の爪痕。 不意な遭遇には気を付けないといけませんね。
よく踏まれておりテープも多くあったが、滑落の危険度は高いように思えました。
ウェットコンディションで足元が緩く、伐採後の切り株は腐っていて掴めません。
15:10 木梶林道 到着。
木梶林道に出合、川で汚れたアイゼンとピッケルを洗い流し、大休止。
16:14 スタート地点 到着。
ゴールと同時に小雨が降り始め、ギリギリ雨に会わずに帰還することができました。
今回のコースは自然豊かな台高山脈を感じれる素敵なコースだと感じました。
ただ、殆ど人が入っていないので、最低限地図読みかGPSは必要だと思います。
ヤマレコの記録はコチラ
→木梶林道~国見山周回
帰りは寄り道して銘菓きみごろも本舗 松月堂さんでお買い物。
名物のきみごろ、ふんわりした食感と控えめな甘さがとても美味しかったです。
COMMENT
No title
山岳会、楽しそうですね。
結構、会で講習会なんかやるので、教えたり教えられたりして、早くレベルアップできるし。
RED EYEさんはアースカラーで攻めてますね。
赤のタオル?スカーフ?があるので、非常時もOKと言うことで。
スパイク地下足袋だと快適に歩けそうなルートですね。
目目連様へ
いつもありがとうございます^^
学ぶことが多くて、色々と知らない状態で山に入ってたんだなと思っていますw
今回はオールレザーの重登山靴(1kg)で登りました。
地下足袋だと快適に歩けるかもしれませんね~。
足裏と足の置き方学ぶのに足袋登山やってみたいと思っています^^
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