関節鏡下関節唇形成術 2016年7月26日
ようやく抜糸を終え、ゆっくりではあるが着実に回復している。
日毎日毎に痛みを伴いながらも可動域が増えている感触はある。
左反復性肩関節前方脱臼、これが私を長年悩ませてきた傷病名。
関節鏡下関節唇形成術とゆう手術を受け、現在リハビリ中である。
6月の怪我でお世話になった鈴鹿回生病院で担当医から手術を勧められ、
後日にスポーツ整形で実績のある大阪病院を紹介して頂いた。
事故時の記事はコチラ→鈴鹿山脈 鬼ヶ牙 2016年6月12日
7月月初に初診、7月末に手術を受けるとゆう慌ただしい動きとなった。
私の場合は手術を受けると決めていたので初診時にレントゲン、CT撮影。
同時に血液検査、尿検査等、諸々の検査を受けて手術日を予約。
後日に特殊なMRIで撮影する為に機材のある病院でMRIを受ける。
同日に画像検査の結果を見ながら最終的な手術方法を決める。
脱臼の手術方法は沢山あり、どれを選択するかは医師と本人の判断による。
例えば可動域が制限されるが二度と抜けない方法を選択するとかである。
私の場合は一般的な関節鏡下関節唇形成術とゆう手術を受けることにした。
どの手術方法を選択しても完全復帰までには半年ほどの療養期間を要する。
手術前日に入院。 入院期間は手術日を含めて4日間。
午前中に入院手続きを済ませ病室へ。 この日は色々と忙しかった。
22時以降の食事は禁止。 翌朝の5時以降は水分補給も禁止になる。
翌朝、手術時間前に手術着に着替えて看護師と共に手術室へ移動。
手術は術式によるが3時間~6時間。 私は3時間強で手術を終えた。
術後は半日ほど安静でベッドから出ることは許されないので寝たきりだった。
全身麻酔の気怠さはあるものの、意識もハッキリしているので退屈ではある。
何が問題かって尿道に通された管。 ずっと尿意を催す感覚が気持ち悪い。
半日後には管を抜いてくれるが、男性はここからが地獄の始まりである。
経験者は解ると思うが、とにかく排尿時の激痛が半端なくヤバい。
私の場合は完全に痛みが取れるまで4日、違和感が無くなるまで6日を要した。
術後の肩の痛みはさほど感じない。 動かすと痛いと感じる場所がある程度。
痛覚は個人差があるので何とも言えないが、悶えるような痛みはないと思う。
食事は軽食が出て、食べれるようなら食べても良いし夕飯もちゃんと出てくる。
翌日からはリハビリが始まり、現状で出来る筋トレと肩のリハビリを教わった。
想像していたより左肩から先が動かず、痛みと怖さが相まって動かし難い。
これに関しては日々少しずつではあるが可動域も増えるし痛みや怖さも減ってくる。
可能な限りサボらずにリハビリは積極的に取り組んだ方が回復は早いと思われる。
術後2日間は入院し、経過に問題が無ければ退院可能で家に帰れる。
ただし入浴時以外は装具は外せない。 暑い時期には蒸れるので少し苦痛に感じる。
しかし自力で自分の腕を支える力がないので、装具を外すと肩が抜けてしまうらしい。
始めの1週間~2週間は日常生活でも大変な事が多くジレンマに苛まされる。
服の脱ぎ着、入浴の際には背中や頭髪が洗い難い。 利き腕だと食事も大変。
サポートしてくれる家族が居れば助かるが、一人だと色々と問題も出るだろう。
術後2週間程で抜糸、3週間で吊り下げの装具が外れてリハビリメニューが増える。
現在は術後約1ヶ月が経過したが、まだ自力で胸の高さより上に腕が挙がらない。
日常生活レベルへの復帰が3ヶ月、運動等出来るようになるのが半年後。
とにかく今は焦らずにしっかりと傷を癒してリハビリを頑張ろうと思う。