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RED EYE

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RED EYEです。
登山、ゴルフ、アクアリウム等、
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大峰山 中尾尾根とトップリ尾周回② 2016年10月16日

明星ヶ岳を出発してからは快適な大峯奥駈道を楽しんで歩いた。

奥駈道縦走時は辛かったトレイルも、日帰り山行で歩くならば気持ちが良い。

相変わらず濃い霧に包まれていたが、この雰囲気が美しいのも大峯山の魅力。

前記事はコチラ
大峰山 中尾尾根とトップリ尾周回① 2016年10月16日


8:15 八剣山 (八経ヶ岳) 山頂 通過。

ガスで何も見えない。 私はこの山頂とは相性が悪い。 滞在時間約3分。

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既に紅葉は終わっており、下界と違い山間部は冬の気配を感じさせた。

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篠原集落周辺で車内に現れた霊的な何かを見てから何かがおかしい。

まるで幽世の世界に呼び込まれるかの様に視界と思考がハッキリとしない。

目の前に見えているはずのモノを見逃したり、見えないモノを見ていたり。

今日の山行はかなり気を付けないと、現世に帰れなくなるかもしれない。

8:35 弥山小屋 到着。

ここで1本立てる。 一服中の兄弟。 ワイルドな男だが心優しいナイスガイ。

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私は弥山小屋でコーラを購入。 ここで飲むコーラは格別の美味しさだ。

小屋の方とfacebookで知った9日に下山予定だった遭難者の話を伺った。

時事ドットコム:島根県土木部長が遭難か=奈良で登山、戻らず

そうしている内に捜索隊の方々が弥山小屋に続々と集まり始めた。

連日捜索に当っていたのか皆の表情には疲れと苛立ちが見受けられた。

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消防の方に私が歩いてきたルートでは踏み跡、滑落の痕跡が無いことを伝えた。

彼は溜息混じりに、「これ以上探す場所もない。」と疲れた顔で漏らしていた。

川合から登り、弥山で9日朝に目撃されてからその後に消息を絶っている。

仮に八経ヶ岳を回って明星ヶ岳、レンゲ道を通って下山しても迷う場所は少ない。

八経ヶ岳で覗き込んで滑落したか頂仙岳の巻道で滑落する位しか想像が付かない。

若しくは誤って双門弥山ルートを下りてしまったかカナビキ尾根で迷い込んだか。

いずれにしても、捜索隊の方々もその辺りは熟知しており既に探して回ったそうだ。

私はこれから狼平に降りてトップリ尾から湯ノ又に下山する旨を伝えた。

もし何か痕跡を見付けたら警察に連絡を入れる事を約束して弥山小屋を後にした。

※2016年10月23日追記※

栃尾辻避難小屋付近で発見されたとの事。 2週間生き延びたのは凄い、良かった。

【遭難】<遭難者発見>大峰山脈、弥山 行方不明の島根県土木部長か

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少し気持ちが沈んでしまったが、気を取り直して木製階段を下り狼平へ下って行く。

この辺りは雰囲気が良い。 大台ケ原も昔はこの様な森林だったと言うから驚きだ。

鹿の食害や伊勢湾台風、その後も降り続ける酸性雨で現在も森林は破壊されている。

今ある自然をありのまま後世に遺していくことは現代を生きる者の使命と知る必要がある。

とは言っても、我々の様に山に入るだけでも自然は痛むし共生することは難しいのも事実。

エコイストもエゴイストも紙一重。 矛盾の中で調和を取る考え自体がエゴかもしれない。

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9:15 狼平避難小屋 到着。

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ここで昼休憩。 この日はウッドストーブしか持ってきていなかったのでマッタリ休憩。

拾い集めた薪が湿気っていて中々火が着かず、思ったより時間が掛かってしまった。

ガスストーブでさっさと飯を食った兄弟はそんな私を失笑してから小屋で昼寝していた。

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兄弟を起こしてレンゲ道からトップリ尾を目指す。 美しい狼平、足元はウ○コだらけ。

ここから下流の水は大腸菌やらが怖くて浄水器で濾しても煮沸しないと安心出来ない。

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11:00 高崎横手出合 通過。

高崎横手出合から日裏山方面へと向かい、トップリ尾の取付きを探すが不明瞭。

踏み跡やテープも無く、目印となる物は何もないので地図で方向を確認するしかない。

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開けた場所から振り返ると頂仙岳の脇から遠くの金剛山地まで見渡せる。

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頂仙岳と奥に見えるのは稲村ヶ岳方面。 大日山の山頂がハッキリと確認出来る。

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mojimaroさんのブログでも登場したヌタ場。 1年前からずっとここにあるようだ。

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今回の下山ルートのトップリ尾は、mojimaroさんの記事で興味をもったのがキッカケ。

mojimaroさんのブログはコチラ
五條市大塔町篠原からトップリ尾を経て八経、弥山へ①(2015/8/16)
五條市大塔町篠原からトップリ尾を経て八経、弥山へ②(2015/8/16)

だだっ広い尾根を方角に見ながら急坂を下って行くと目の前にエデンが広がる。

ここが通称トップリ平。 見事な草原が広がり、あまりの眼前の美しさに言葉を失う。

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西の方角から北の方角へ伸びる鉄塔のある稜線は天和山から栃尾辻へと伸びる尾根。

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南側には左俣尾、登ってきた中尾尾根、更に奥には七面山の双耳峰が見渡せる。

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写真には撮らなかったが左俣尾の上部にワイヤーの張られた高い木が見えた。

あれが一体何なのか気になる。 細尾山から行けそうなので次回に調査してみる。

振返りレンゲ道方面を望む。 マイナーながら素晴らしい景色が望めるトップリ尾。

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ここから植林地に入るまでは楽園の様な素晴らしいトップリ尾の草原地帯が続く。

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その者蒼き衣を纏いて金色の野に降りたつべし。  ラン♪ ランララランランラン♪

失われし大地との絆を結び、ついに人々を清浄の地に導かん。 ランランラララ~♪

ランラ♪ ランララランランラン♪ ラ ララララランランラン♪ 

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今回の山行を支えたArc'teryx LEAF khard45。 安定のカッコよさと背負い易さ。

ミリタリーラインは生地も頑丈なので藪漕ぎでも気兼ねなくガンガン使えるのが良い。

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12:00 P1402 通過。

木々の隙間から本谷へ流れ込む迷滝が見える。 この辺りの谷は本当に険しそうだ。

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写真を撮っていると兄弟と距離が離れるが、迷彩が馴染み過ぎて見えないらしい。

兄弟の2.0の視力を持ってしても見えない偽装効果の高い森林最強迷彩マルチカム。

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草原地帯を抜けると植林の尾根を下って行くが、支尾根があるので注意して進む。

本能的に歩き易い方に進んでしまうのが人の弱さであり性でもあり道迷いの元。

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12:40 P1194 通過。

拾った棍棒を振り回す山賊。 実は後続の私の為に枝を落としながら進む優男。

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急坂を下り続けてふとここをピストンしたmojimaroさんの事が頭に浮かんだ。

単独行の日帰りで心折られずにこの尾根をピストンするのは中々大変な行程。

実際に歩いてみると分かるが、不明瞭なルートでは心理的な負担も消耗も激しい。

夏の暑い時期に藪を漕ぎ体力と気力を消耗するこの尾根を歩くとは本当に凄い。

鬼畜仕様の激登りと激下りをソロで歩く健脚ぶりとドMっぷりに驚きを隠せなかった。

高度1030m付近で進路を西に取り、尾根伝いに湯ノ又へと急坂を下って行く。

取付きは全く分かり難い。 開けて緩やかになった尾根で高度を確認するしか目安が無い。

ただ滑落さえ気を付ければ西方面に下るといずれは廃道となった作業道に辿り着く。

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疲れ切った足に容赦なく急坂が続く。 爪先に掛かる負荷が痛みに変わり始める。

痛みを堪えて下り続ける事約30分、湯ノ又からヒウラ谷へ続く作業道に出合う。

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崩落して長い年月に渡り放置されていたのか、荒廃しており使用されている様子はない。

ノスタルジーな雰囲気を纏う荒廃した廃道を歩き、ようやく駐車スペースへと帰還した。

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リハビリのつもりで臨んだ山行だったが、思ったよりタフでハードなコースだった。

気になっていた尾根を1日で周回するとゆう何物にも換えれない贅沢な時間を過ごせた。

やっぱり山は良い。 生死の境目も物事の在り方もシンプルで実に分かり易い世界だ。

ここでは人の傲慢さや知性など遠く及ばない。 悩みなんか簡単に吹っ飛んでしまう。

ある時は残虐で非情な世界だが、そこに美しさと慈しみに溢れた生命の輝きがある。

沢山の試練と課題を与えてくれる自然に触れることで、汚れた心が洗われていくようだ。

付き合ってくれた兄弟には感謝。 帰りはいつものたまり場、餃子屋天で反省会。

ぎょうざ

安定の美味しさで疲れた身体に活力を与えてくれる魔法の餃子。

大体ここで食べていると山仲間に出会う。 実は店主もクライマーなのです。

付け加えると歴史オタクで岩好きの激ウマ餃子を作る役餃子(役行者)。

興味がある方は一度ご賞味あれ。 本当に激ウマでリピ必至のお勧め店です。


ぎょうざ屋・天
072-988-5585
大阪府東大阪市鷹殿町2-30
定休日:水曜日

※夕方や週末は混雑してるので、行く前に電話した方が良いです。
一見さんは私のブログを見たと言えば店主と山談義が出来るかも。



ヤマレコの記録はコチラ
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-985460.html



THEME:登山 | GENRE:スポーツ |

COMMENT

No title

RED EYEさん、こんばんは!

ご紹介痛み入ります><
わたくし、実際そんなりっぱなもんじゃないですよ(笑)
このルート、あまりに辛くて
一人ブツブツ毒吐きながら歩きましたもん。

なお、
私がドMというのは正解だと思います。

それにしてもトップリ尾すばらしいですね。
そしてついにREDさんもトップラーの仲間入りですね。

一方最近の私はポケモン目的で金剛かニ上しか
登ってないので
その称号はすでに剥奪されていると思います。

mojimaro様へ

mojimaroさん、こんにちわ!!

トップリ尾、とても良かったです^^
mojimaroさんのブログがとても役に立ちました。
セグウェイの写真貼ってたのに急坂の連続でビビりましたよw

あの尾根をピストン出来るmojimaroさんスゲェなって言いまくってましたw
私もトップラーの仲間入りですか!? 有り難き幸せ!
今度は隣の左俣尾をちょこっと降りて見ようかなと思います。
何故かワイヤーで固定されまくってた大木が見えて気になってます。

私も最近は自分がドMかなぁと思い始めました(@_@)

No title

RED EYEさん

そっかー。
あの遭難とかちあったわけですね。
でも2週間はすごいですねー。
私は燃費が悪いので、1週間持たないでしょうね。

ソロストーブの時は、新聞紙を1冊持って行った方がいいですね。
焚きつけの時はもちろんですが、
固くねじって棒状にすれば、小枝代わりくらいにはなるので、薪が湿っている時のつなぎになります。
あとは、汚れたコッヘルを包む分ですね。

ほぼ復活のご様子ですね。

目目連様へ

目目連先輩、こんにちわ^^

私が入山した1週間前に遭難されたみたいでした。
道迷い、引き返した時に滑落とあったので、
おおよそどの辺りでってゆうのは想像がつきます。
アルプスと比べると比較にならないと思いますが、
奈良の山域でも大峰・台高は湿度が高くガスりやすいんです。

ただ自力で崖を這いあがってきたとのことだったので、
何か狼煙上げるとかでヘリに合図出来ればなぁと思いました。
連日ヘリ飛んで捜索隊も結構な人数出てましたし。
原因は何であれ、2週間生き抜いたのは本当に凄いですね。
運もさながら生存本能と精神力が困難に打ち克ったんでしょうね。
明日は我が身、自分も気を引き締めないといけないですね。。。

火だねは今度からジップロックに新聞紙入れていきますw
ありがとうございました^^

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