例会救助訓練 2016年11月3日
●懸垂下降による搬出
●要救を背負っての搬出
●3/1 引き揚げシステム
●ビレイヤーの脱出(ミュルーノット マリナーノット他)
●急斜面のロアーダウン
●ロープ担架による搬出
前日に少しドタバタ劇があり、参加を見合わせていたが遅れて現地に到着。
場所は金剛山の麓にあるツツジオ谷。。。 のはずだったが場所を変更したらしい。
遅れて現地入りした私は電話連絡を貰うも電波が悪く変更地点を聞き逃してしまった。
この日、ツツジオ谷へ続く林道で舗装工事が行われており通れないと判断したらしい。
私は気付かずにツツジオ谷を登り、間違いに気付きタカハタ道で急いで下山。
どう考えても足跡が参加人数と合わないし、訓練出来そうな場所に誰も居ない。
ツツジオ谷を下るなら山頂を回って別ルートから下る方が安全だと考えた。
折角なので景色を楽しみつつ、人の多さにウンザリしながらすぐさま山頂を後にした。
無駄に山頂を周回して、遅れに遅れてようやく会の方々と合流することが出来た。
途中参加でザイルが半分以上出た状態で、トップがフォールした場合の訓練を受けた。
トップが宙吊りで降ろせない場合にビレイヤーが脱出し、救助に向かう想定で行われた。
メインロープの支点を新たに構築したりと、何種類もの結び方が必要で結構難しい。
指導を受けながら実際にやってみる。 現場で出来る様に反復練習が必要だと感じた。
いざとゆう時に分からない、出来ないでは通らないしパートナーを殺しかねない。
目の前に要救助者が居て何も出来ないよりは何か出来た方が命が助かるかもしれない。
私が山岳会に入ったキッカケは、この手の技術を学びたかったことが理由の一つ。
最後にロープ担架による搬出。 大人数でないと使えないが必要な技術。
少人数の場合は要救を安全な場所に移し、急いで救助を呼びに行く形になると思う。
願わくは、救助訓練に於ける技術が、実際に現場で必要とされない事を祈る。