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RED EYE

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大峰山 双門弥山線歩道 2016年12月11日

今回は久しぶりに双門弥山コースを歩いてきた。 相方はお馴染みのKさん。

早朝4時からヘッデンの灯りを頼りに双門弥山コースへと進んで行く隠密行動。

もはや当たり前の様になってしまったナイトハイクだがこのコースは少し緊張する。

一般登山道では関西屈指の難路、日本の滝100選では最難関と謳われている双門弥山。

4:00 熊渡 出発。 

20161211_2422.jpg

暗闇の中、ヘッデンの灯りを頼りにまずは白川八丁を目指して作業林道を進んで行く。

20161211双門弥山コース (16)

川床の様な白川八丁は地下に川が流れている不思議な場所でとても美しい場所だ。

ある程度の予想はしていたが暗闇の中では一つ一つの行動に時間が掛かる。

灯りの中、限定された視界の中で記憶が頼りになるので思ったように進めない。

双門弥山コースは一般登山道とは名ばかりで通常の登山道とは雰囲気が違う。

このルートは常にルートファインディングしながら歩かなければならないのだ。

20161211双門弥山コース (12)

何度も何度も不安定な石を頼りに川を渡渉し、ゴーロ場の岩を乗り越えて進んで行く。

明るい時間でも危険なこのコース、夜間行動となれば一気に難易度が増してしまう。

6:48 一ノ滝 通過。

20161211_8334.jpg

この時点で予定よりも小1時間遅れていた。 焦る気持ちを抑えて安全を最優先に進む。

20161211双門弥山コース (2)

数多くのテープがあるが、その通りに進めないのがこのコースの難しさとも言える。

多くの遭難者を生んだこのコースで整備が行き届いたとはいえ危険な登山道なのだ。

闇夜のルートファインディングは常に緊張感があり慎重に進む為に時間が掛かる。

一ノ滝から先は断続的に梯子がある為、ルートファインディングの心配は無くなる。

ここからは延々と梯子を上り続け、200m以上一気に高度を上げる体力勝負となる。

20161211双門弥山コース (10)

7:54 仙人嵓のテラス 通過。


20161211_3977.jpg

ここで双門大滝を眺めながら1本立てる。 眼前の仙人嵓には薄らと霧氷が確認できた。

大峯の山にもようやく冬が訪れたのかと思うと、冷たい外気に反して胸が熱くなった。

20161211双門弥山コース (5)

メリノウールのベースレイヤーと薄手のフリースだけで行動していたが流石に寒く感じた。

汗冷えを嫌い行動前にソフトシェルを着込む。 化繊ダウンでは行動するには暑過ぎる。

氷点下のこの時期でも、運動量が高いと大量の汗をかくのでレイヤリングが難しい。

仙人嵓のテラスからザンキ平間で少しコースを外れて石の双門を目指して下降する。

双門の由来となった石の双門、現在の地図には記載がなく知る人ぞ知る名所。

谷を10分程下ると急に沢の音も風の音も消え、静寂に包まれた陰鬱な場所に出る。

静かだが何故か長居したくない谷間で、眼前に圧倒的な大きさの石の双門に出合う。

20161211双門弥山コース (14)

石の双門に入り、Kさんは裏双門の調査の為に約20m懸垂下降で下りて行った。

20161211_4594.jpg

20161211双門弥山コース (6)

下部のテラスは棘が群生し大変だったようだ。 崖下から裏に登るのはほぼ不可能。

後ろから登ってこれるかと覗き込んだが、あまりに悪くてとても登ってこれ無さそうだ。

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石の双門を潜り、後ろ側から見ると見事なアーチ状の橋になっているのが判る。

20161211双門弥山コース (23)

20161211双門弥山コース (21)

石の双門を後にし、本コースに復帰しザンキ平を経て河原小屋跡へと向かう。

20161211双門弥山コース (7)

嫌らしい巻き道が続き、落ち葉で滑り易いトラバースと凍りついた支流を横切る。

藪漕ぎになるが尾根から三鈷滝を越えて河原小屋跡へ下れば良かったかもしれない。

河原小屋跡で頂仙岳からの大崩落跡を見て息を飲む。 巨岩の多くは恐怖しかない。

何百トン、何千トンもの巨岩を巻き込みながら抜けた山を見て人間の小ささを感じた。

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ここから先も、再びルートファインディングと鉄縄梯子、空中回廊と核心部が続く。

何より中途半端に凍った岩が微妙で、アイゼンを使うには自分の技量では不安だった。

20161211双門弥山コース (9)

アイゼンを履いて真横に掛けられた鉄梯子、鉄杭を足掛かりに通過出来る自信がない。

急傾斜のつるっとした巨岩の上で、爪だけで立ち込んで進めるかも判らなかった。

結局、不安要素の多かったアイゼンを使わずにソールのフリクションを活かして進んだ。

20161211双門弥山コース (24)

20161211双門弥山コース (11)

弥山川に沿って進み、何度も渡渉を繰り返すこのルートでは常に落水の危険が伴う。

氷点下の気温で落水して濡れると命の危険がある為に絶対に水を避ける必要がある。

20161211双門弥山コース (3)

11:58 狼平避難小屋 到着。 

20161211双門弥山コース (15)

既に予定よりも2時間近く遅れていた。 通過に手間取ったのと自分の足が原因だった。

思いの外バテ易く、脚部のパンプも早い。 身体のコンディションが芳しくなかった。

この場所の積雪は1cm~2cm程だが稜線ではどうなっているか判らない。

自分の体調と下山時間を考えれば弥山、八経ヶ岳へのピークハントは諦めざるを得ない。

結果として狼平避難小屋でゆっくりと飯を食い、身体を暖めてから下山することにした。

快く予定変更を承諾してくれたが、Kさんには残念な想いをさせてしまったかもしれない。

折角登ってきたがピークを踏めない、その原因が自分だと思うとどうにも歯痒かった。

20161211双門弥山コース (13)

13:10 狼平避難小屋 出発。 

避難小屋からカナビキ尾根分岐を目指して霧氷の美しいトレイルを歩く。

20161211双門弥山コース (22)

20161211双門弥山コース (26)

予定を変更し少し時間に余裕があった為、途中の頂仙岳山頂へ向かった。

20161211双門弥山コース (25)

20161211双門弥山コース (27)

ガスが濃く、ここから対岸の仙人嵓のテラスや双門の滝を望む事は出来なかった。

20161211双門弥山コース (28)

20161211双門弥山コース (20)

20161211双門弥山コース (29)

カナビキ尾根分岐を通過し、退屈な眺めの植林の尾根を下って行く。

急勾配の下り坂が疲れ切った下半身に容赦なく負荷を掛けてくる。

尾根筋から九十九折の植林地を抜け、ようやく金引橋が見えてきた。

行きは感じないが、下山時はこの作業林道が物凄く長い距離に感じる。

15:40 熊渡 到着。 

怪我もなく無事に下山することが出来たが、久しぶりに疲れを感じた山行だった。

季節によっては積雪がなくても大幅にコースタイムに遅れが出ると身を持って解った。

この日は2人だったが人数が増えれば更に遅れが出ることも考えなければならない。

山行計画の難しさ、安全に山行するとゆうことが如何に難しいかを体感した1日だった。

下山後は行きつけの餃子屋 天で反省会を兼ねて次回の山行の作戦を練る。

疲れた身体に栄養満点の美味しい餃子を食べると何故かホッとする至福の時間。

私にとっては山に行き、帰りにここの餃子を食べることで下山が完了する。

20161211双門弥山コース (1)

次回への課題として、しばらくは脚部の筋力アップと持久力の増加に努める。

次は年末年始の山行、それまでにしっかりと身体を作って挑もうと思う。









ぎょうざ屋・天
072-988-5585
大阪府東大阪市鷹殿町2-30
定休日:水曜日

THEME:登山 | GENRE:スポーツ |

COMMENT

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こんばんは、RED EYEさん!

弥山川コース、迫力がありますね!
REDさんの山行記もドマラティィィック!で
読み応えがありました。

しかし恐ろしい所。
恥ずかしながらここ、辿ったことの無い私は
REDさんの記事だけでお腹イッパイになりました☆

mojimaro様へ

mojimaroさん、こんにちわ!
いつもありがとうございます^^
双門、入るたびに悪くなっている気がしますw
人が少なくて気持ちの良いコースですけど、
誰がこんなコース考えたんだって、いつも思いますw

整備が行き届いて梯子や橋がありますけれど、
あれがいつか壊れると思うとガクブルですね。。。
mojimaroさんもぜひ、リアルアンチャーテッドしてください^^

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