雪上訓練 2017年1月28日
比良山地某所にて滑落停止、スタンディングアックスビレーで肩がらみの確保。
午後からは埋没体験と弱層テスト、要救助者の梱包搬出を実施。
滑落しない事が大前提ですが、繰り返し訓練することで万が一に備えるのが大事。
知っている知らない、使える使えないでは大違いで生死の境目がハッキリとします。
自分もそうでしたが、持っているピッケルが飾りになっていると意味がありません。
と、偉そうなこと述べましたが、自分も実際にちゃんと学んだのは初めてでした。
本や動画で見て理論は解っているつもりになっていたのは反省すべき点でしょう。
咄嗟の判断、動きなんかは、現場で経験しないと分からないし出来ないものです。
完璧に事故を防ぐのは難しいけれど、可能性を減らすことは出来ると思います。
アイゼンワークも大事ですし、冬山に登るにはそれなりの技能と知識が必要です。
そもそも論で言えば、そうゆう危険のある山に入るなとゆうことでしょうけれど。。。
スタンディングアックスビレイでは体重90kg強の方に落ちて頂きました。
60kg~70kgの方が冬山装備を背負っていると仮定するには丁度良かったです。
お昼は手軽なラーメン。 愛器ドラゴンフライで雪を溶かしてお湯を沸かすのが楽しみ。
寒い日は暖かい汁物が美味しい。 低温でも安定した火力のガソリンストーブが使い易い。
昼食後はピットチェック(弱層テスト)。 雪崩れの危険度を判断する技術を学びました。
結果論としては、雪崩れやすい日、雪崩れる場所に立ち入らない事が大切とゆうこと。
埋没体験も受けました。 閉所で押し潰される恐怖は体験しないと分かりません。
最後は要救助者の梱包搬出。 場合によっては要救を動かさない方が良い事もあります。
症状が判断出来ない場合、動かすことで症状を悪化させてしまう場合もあるので要注意。
動かせる場合は安全な場所へ移動したりと、救助の場合にとても有効な方法だと思います。
人数が居れば搬出可能ですが、実際は救助を呼びに行くことが多いかもしれません。
山は楽しい場所ですが、最低限の知識と技能を学ばないと不幸な事故に繋がります。
皆様の山行が楽しく、怪我の無い楽しい1日となりますようにお祈り申し上げます。
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