四国山地 剣山 2017年2月11日
見ノ越に車をデポし、徒歩にて名頃へ向かい三嶺から剣山を縦走する計画。
10日金曜日に徳島に入り、早朝から見ノ越を出発する予定だったが。。。
いざ現場に着いてみると見ノ越まで辿り着けなかった。 雪が多くて車では入れない。
その日に除雪は入ったようだが、降雪が続き半日で30cm~50cmは積もっていた。
Kさんのキャラバンで向かったが、ヘッドライト下まで埋まり途中から自走できなくなった。
仕方なしにスキー場に車を停め、日の出を待って今後の予定を判断することにした。
情報によると午前から除雪に入るとゆうことだったので、しばらくは車内で待機していた。
7時を過ぎた頃、つるぎ町役場に問い合わせると8時から除雪車が入るとのことだった。
10:00 剣山スキー場 出発。
その後も除雪を期待して待っていたが、10時過ぎに痺れを切らして徒歩で出発した。
スキー場から見ノ越登山口まで約5km。 除雪されていない車道をラッセルで進む。
11:50 見ノ越登山口 到着。
登山口に着いた頃には既に約2時間も経過していた。 やはり冬の登山は厳しい。
タイミングが合わないもので劔神社を越えた頃、下の方で除雪車の音が聞こえた。
リフト下のトンネルまでで胸ラッセル。 夏道よりトンネル上部からリフト下を直登した。
道迷いも無く目標物がハッキリしているので夏道よりは安全だろうとゆう判断だった。
酉島駅に到着後、短時間でのピークハントの為、ザックをデポして山頂へ向かった。
時には頭を越える積雪があったが、若手4人が果敢にラッセルで道を切り拓いていた。
山頂付近ではホワイトアウトとまではいかなかったが真っ白で景色は望めなかった。
14:30 剣山 山頂 到着。
厳しい冬の山頂を踏めたことより、素晴らしい仲間達と過ごせた時間が幸せだった。
山をやっていなければ、こんな最高の青年たちと出逢うことはなかっただろう。
それぞれの個性があり、個人プレーから生まれるチームワークをとれる仲間達。
誰かの為に嫌々我慢して貢献する連携ではなく、お互いが生きる連携が素晴らしい。
彼らには常に尊敬の念を抱いている。 引合せてくれたくれた山に感謝している。
17:20 剣山スキー場 到着。
怪我もなく全員無事に下山完了。 山中1泊の予定だったので1日予定が余った。
道中の温泉で疲れを癒し、名物の徳島ラーメンを食し野営場所を探し回った。
結果的に市内のお遍路さん用の東屋を拝借し、快適な一夜を過ごさせて頂いた。
Kさん、Y本さん、O川さん、石川から参戦してくれたM上さん、有難う御座いました。