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    RED EYE

    Author:RED EYE
    RED EYEです。
    登山、ゴルフ、アクアリウム等、
    趣味の事を綴っています。

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    金剛山 中尾ノ背から太尾道周回 2017年4月22日

    久しぶりに金剛山へ。 登ったことのないルートから山頂を目指す。

    目的は私自身でなく子供達の引率。 冒険がしたいと希望があったのでこのルートを選択。

    5歳児と9歳児には些かキツいコースではあったが自分の足で歩いたのは立派。

    石筆橋を渡り林道を進んで行くと堰堤があり、その先から沢沿いを歩いて行く。

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    子供達に基本的な足運びと注意事項を伝え、思うがままに進ませて歩かせる。

    事前に細かい事を講釈垂れるより、経験させた上で伝える方が飲み込みが早い。

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    渡渉等の危険が伴う場所は手助けと見本を見せるが、それ以外は手を出さなかった。

    美しく静かな谷間を進む。 賑やかな山頂とは対照的な金剛山の別の顔が見れる。



    渓は本当に心地良い空間だ。 生と死、生命の全ての要素がここにある。 



    整備された登山道では味わえない藪漕ぎや渡渉、冒険は心技体を鍛える。

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    中尾ノ背の取付き、急峻で危険な為、先に登りザイルで子供達を引き上げる。

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    スリングで簡易チェストハーネスを作り、環付きカラビナに8ノットをセットさせる。

    お互いに安全チェックをさせ、準備が出来た事を確認し、一人ずつ補助して登らせた。

    三点支持もそれなりに様になっている。 補助ロープがあることで安全に通過出来る。

    予め足元の安定する場所で立木にスリングを掛け、ビレイポイントを作っておいた。

    ザイルを回収する間、子供達にセルフビレイをとらせ、立ったままで小休止をさせる。

    ここから延々と大人でも厳しい急峻な登りが続いていく。 果敢に登る9歳児と5歳児。

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    逞しい足取りで、自分の荷物は自分で担いで、辛く厳しい痩せ尾根を登って行く。

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    予定より15分ほど遅れて六道ノ辻を通過。 ここからは整備された綺麗なトレイル。

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    大日岳に到着し記念撮影すると、余程キツかったのか5歳児の長男が泣いてしまった。

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    無理もない。 大人でもキツいルートを自分の力で4時間近く登ってきたのだ。

    それでも自分で歩いて進む後ろ姿に、私は感動を覚えられずにはいられなかった。

    山頂に着いたのは正午。 やはり人気の山で多くのハイカーで賑わっていた。

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    広場で軽く昼食。 ラーメンを食べて元気を取り戻し、いつもの愛らしい笑顔に戻った。

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    1時間休憩し、来た道を戻り、分岐から急坂の太尾道を使い取付きまで下山する。

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    途中で木々の隙間から葛城山が見えた。 躑躅の季節になれば大渋滞で登れないだろう。

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    下りではかなり膝に負担があったのか、子供達は辛そうな表情を浮かべていた。

    石筆橋に到着した頃、今度は長女が辛かったのと無事に下山出来たと号泣していた。

    約6時間半、自力でよく頑張った。 本当に立派で、確かな成長を感じた1日だった。

    沢山笑って泣いて、いっぱい遊んで普段出来ない経験をしたことだろう。

    これだけ大変な山行をしても、また山に行きたいと言う子供達であった。









    THEME:登山 | GENRE:スポーツ |

    COMMENT

    金剛山

    RED EYEさん、

     こんにちは。

     感動の物語ですね。
     よく歩き通せたものです。脱帽。
     普通は、もう二度と行かん!となるのですが。
     山を好きになるか、嫌いになるかは紙一重ですね。

     次回の山行レポを楽しみにしております。

    六甲山探検隊

    六甲山探検隊様へ

    隊長さん、こんにちわ!
    コメント感謝です! ありがとうございます^^

    長女は山歩きより、ボルダリングにハマってしまってます。
    あまりにも上手く登れて本人もやる気なので、
    先日、クライミングシューズをプレゼントしました。
    長男は体育会系の幼稚園で、毎週ハイキングしてただけあり、
    都会っ子の5歳児にsては足が強くてよく歩けます。

    アルパインスタイルを目指す自分としては、危険な山も見ていますので、
    嬉しい様な怖い様な、複雑で何とも言えない気持ちです。

    子供達と、今度は天川川合から弥山を目指して山中1泊しようと計画中です。
    ありがとうございました^^

    No title

    RED EYEさん

    結構子供の方が、危険個所をひょいひょい行くんですよね。
    私もガキの頃、野イチゴを採りに行ったり、秋になったらアケビを採りに行ったり、藪とか崖とかに行ってましたので。

    子供のうちに自然と親しんで来て本当に良かったと思います。
    また何度も連れて行ってあげてください。

    No title

    おはようございます、RED EYEさん!

    子どもたちに良い経験を
    させてあげましたね!

    泣いてしまうほど心に残る体験、
    いつまでもこの日の事は
    子どもたちの記憶に残ることでしょう。
    そしてまた登りたいとか
    将来有望なお子達ですね!

    山を登る最中、毎回
    辛い、おうちに帰りたいと
    大人のくせに号泣する私とは
    大違いです。


    あと、
    息子さんがREDさんそっくりじゃー(笑)

    No title

    (^_-)-☆
    チビちゃん達よく頑張りましたね~
    先々が楽しみじゃないえすかぁ(^_-)-☆

    我が家の子供達は…………
    数回連れて行ったけど続きませんわぁ~
    広場で食べたラーメンは、さぞ美味かったでしょうね!!

    目目連様へ

    目目連先輩、こんにちわ!

    電池が切れるまでフルに活動出来る子供のパワーには圧倒されますよね。
    出来る限り外で遊んで感性が豊かな心に育ってほしいと願うばかりです^^

    もう少し勉強して山菜なども判るようになれば、
    もっと楽しいアウトドアを楽しめるなと最近思います。

    こんなに遊べるフィールドがあるのに、
    部屋に籠ってゲームばかりするのは勿体ないですよねぇ。

    mojimaro様へ

    mojimaroさん、こんにちわ!!

    私も登る度に、「何でこんなシンドイことやってんだ?」
    と自問自答を繰り返しておりますw

    ドM気質を受け継いでしまった残念な遺伝子達に困惑しておりますw

    やっぱり親子ですかね?w 

    bp-hiro様へ

    ヒロさん、こんにちわ!

    このまま続けてくれるなら嬉しい様な怖い様なw

    でもいつか家族でテン泊なんて出来たら幸せだろうなぁと思います^^
    山で食うメシってなんであんなに美味いんでしょうねw

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