木曾川水系坂内川 渓流釣り 2017年9月16日
ギリギリ直撃を免れる16日に日帰りで坂内川支流での渓流釣りに予定変更。
15日、前夜発で現地近くの幕営適地にて満天の星空の下で軽く宴会を行った。
嵐の前の静けさ、この空が翌日には荒れて雨が降るとは俄かに信じ難い。
今回の同行者はダニー師匠。 いつも何かと相談に乗って頂いている頼れる方。
日本登山大系を見ながら語り合う。 自分の知らない世界がこんなにも楽しい。
渓に沿って在ったであろう径、遡行と釣行の魅力に私は惹きこまれつつあった。
明日はどんな素敵な日になるんだろうと思うと、胸が高鳴りすぐには眠れなかった。
翌朝、もう一人の同行者クワさんと合流。 餌をイジりながら飯を食うツワモノ2人。
クワさん、ダニー師匠曰く釣り名人らしく、今回は沢山の事を教えてもらう絶好の機会。
移動の際、泥濘で滑った拍子にクワさんから借りていた竿の穂先を折ってしまった。
笑顔で「ちゃんと言ってなかった僕も悪い。 こっちの竿使って~。」とクワさん。
借り物を壊してしまった気まずさを気にするなと諭してくれる優しさが心底嬉しかった。
私は振れる所ではテンカラをし、上が被っている場所では提灯仕掛けで餌釣りする。
クワさんの竿を借りてぎこちなくキャスティング。 何度かやっていると手応えがあった。
程良い大きさの綺麗なアマゴを釣り上げた。 久しぶりに心の底から笑顔がこぼれた。
ダニー師匠から奥美濃は好き嫌いがハッキリ別れると聞いていたが私は好きな渓だ。
ここは手付かずの自然と人擦れした里山、密接な人と自然の関わりと軌跡を感じさせる。




今回、Nature Timesとゆうブログを綴っておられるタキビさんにも大変お世話になった。
タキビさんはフライフィッシャーでご自身でフライを制作しており、かなりのコーヒー通。
これまでも何度かアウトドアで楽しむコーヒーについて沢山のアドバイスを頂いてきた。
釣りの事でもアドバイスを頂いた上に、タキビさんは自作のフライを沢山送って下さった。

何とかこのフライで釣果を挙げたかったが、やはり難しくキャスティングの練習も必要だ。
近いうちに頂いたフライで沢山の釣果を挙げて、いち早くタキビさんに報告したい。

渓に入り釣り上げた魚を食う。 命を頂く、生きるとゆう行為を肌で感じた1日だった。
