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    RED EYE

    Author:RED EYE
    RED EYEです。
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    伊吹山地 伊吹山 2018年1月7日

    お正月明けの雪山登山。 N藤君とカメラ女子のAさんと伊吹山へ行ってきた。

    目的はN藤君の一眼デビューでAさんに指南を受ける事とAさんのラッセル体験。

    私は富士の疲れが微妙に抜けず、現地に着いてもやる気スイッチが故障中だった。

    N藤君は正月も休まずに山に行きまくっていたようで、この日も氷ノ山からの帰りだった。

    同期とは思えない相変わらずタフな男だ。 彼の強さと姿勢は本当に尊敬に値する。

    Aさんは正月中にずっと仕事だったようで、久しぶりの休みを道中から満喫していた。

    彼女はいつでも何事にも全力で楽しむことの出来る才能の持ち主で素敵な女性だ。

    私はとゆうと後部座席で爆睡しながらやる気が出ないと悪態をつく外道っぷりだった。

    3時過ぎに登山口から取付いた。 下部に雪も凍結もなく1合目までは完全な夏道。

    下山時には靴がドロドロになるんだろうなと思うと更にテンションが下がりまくる私。

    そんな私と対照的な2人。 楽しそうに談笑しているのを聞きながら1合目に到着。

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    N藤君はAさんからカメラの手解きを受けていた。 私もやはりカメラが欲しくなった。

    ここからN藤君とは別行動。 彼はスキー板にクトーを装着しガンガンと進んで行った。

    硬めの雪だったので私とAさんはアイゼンを装着し、寝静まった夜景を背に登って行く。

    スキーの機動力は驚くほど速く、彼の脚力もありあっとゆう間にN藤君が見えなくなった。

    向かう先は同じなので私達は焦らずに進む。 どんなに急いだところで追いつけない。

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    (N藤君撮影)

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    (N藤君撮影)

    5合目手前でツボ足が多くなったのでワカンを装着。 Aさんは初のワカン装備だった。

    私はラチェット式に変更してから初導入だったので、ここから少しテンションが上がった。

    装着も早くて楽、更にしっかりとホールドされるので縦横のズレがなく使い勝手が良い。

    故障の心配を除けばとても良い改良で、強気でラッセル出来る攻めれるワカンとなる。

    5合目でN藤君と合流、東屋でAさんのワカンが緩んできていたのでマシ締めをした。

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    (N藤君撮影)

    東屋で休憩後6号目まで一気に登る。 柔らかい雪が減り、沈み込みが少なくなった。

    ワカンからアイゼンに変更し、直登で山頂を目指す。 N藤君とは再び別行動となる。

    夏道を知らない私はひたすら直登を繰り返すが、山頂は向かって右側だと後で知る。

    私は知らずにそのまま左側を登り続けた。 樹林帯で足を取られ進むのが遅くなった。

    出来るだけ木を傷付けない様に避ける。 延々と続くラッセルがしんどくも心地良い。

    Aさんの歩幅に合わせステップを切り、可能な限り後発が歩き易いように心掛けた。

    ノートレースの雪面に足跡を付ける喜びに酔い痴れる。 Aさんも果敢に登ってくる。

    東の空が燃え始めた。 トロいラッセルの所為で山頂でのご来光を逃してしまった。

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    しばらく日の出を愛でた後、再び山頂を目指して進む。 空は抜ける様な青空だった。

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    (Aさん撮影)

    膝ラッセルが次第に腰、胸までに達し、斜度もいよいよ強傾斜になり気合が入る。

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    (N藤君撮影)

    稜線まで残り50m、表層雪崩の痕跡があり進む度に小さな雪崩が発生し始めた。

    下部を見ると私達のトレースを辿り数名が登ってくる。 もし雪面が切れると危険だ。

    雪面を崩さない様に少し巻き気味に進む。 右の尾根の下部にN藤君の姿が見えた。

    雪庇を突き上げて稜線へと到達。 Aさんも終始笑顔で雪山の直登を愉しんでいた。

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    (Aさん撮影)

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    夏山の写真と比べると、随分と自由で面白い所から登り詰めたことがよく判る。

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    (N藤君撮影)

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    (N藤君撮影)

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    (N藤君撮影)

    N藤君は一度滑走し、2度目の登高だったので山頂で合流しようと連絡を入れた。

    山頂は閑散としており、何処か寂しげで無機質な感じだが、同時に美しくもあった。

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    (Aさん撮影)

    象徴の日本武尊像もビッシリと雪が付き、何だかよく判らない物体になっていた。

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    誰も居ない貸切の山頂を堪能し、記念撮影の後は6合目で合流すべく下山を開始。

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    (Aさん撮影)

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    (Aさん撮影)

    N藤君のカッコいい滑走を横目に足早に下って行く。 かなり雪が緩んできたようだ。

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    (Aさん撮影)

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    (Aさん撮影)

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    下山していると、やはり人気の山なのか次々と登ってくる。 まるで蟻の行列だ。

    大方100名を超えるであろう人。 早朝に出発して良かったと改めて思った。

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    (N藤君撮影)

    6合目で軽食。 数多くの登山者を横目にAさんのケーキを美味しく頂いた。

    Aさんは切り難いであろう私のカランビットナイフで器用に切り分けてくれた。

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    12時前には下山完了。 やはり靴はドロドロだったので側溝の水で綺麗に洗い流す。

    さっさとスキーで下って行ったN藤君とは、15分程の差だけで追いついたようだった。

    Aさんの運転で湖西道路からゆっくりと帰阪。 N藤君は菩薩の様な寝顔で爆睡していた。

    落書きし放題だっただろうに、手元にマジックを持っていなかったことを激しく後悔した。

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    帰阪後は行きつけのぎょうざ屋 天で晩飯。 安定の美味さで山談義に花が咲いた。

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    (N藤君撮影)

    N藤君の山スキーを見て、真剣にスキーを始めようと思った1日だった。





    ぎょうざ屋・天
    072-988-5585
    大阪府東大阪市鷹殿町2-30
    定休日:水曜日



















    THEME:登山 | GENRE:スポーツ |

    COMMENT

    No title

    こんばんは、RED EYEさん!

    冬の伊吹山、キレイですねー!
    遮蔽物がないせいか、標高以上にダイナミックな
    景色がひろがってイますね。

    RED EYEさんはアグレッシブですねぇ。。。
    行きの車内ではGEDOUだったかもしれませんが、
    やはり山に入るとアツい漢になりますね。

    私は家でも山でも仕事中でも
    まったくもって真の外道ですが(*^^*)ニコニコ

    mojimaro様へ

    mojimaroさん、こんにちわ!

    伊吹山、無雪期は直射日光がヤバそうな山ですよねw
    低いながらも景観は素晴らしい山だと思いました。

    伊吹、比良、鈴鹿も良い山が多くて魅力的ですよね。
    最近は身体が楽をしようとして思う様に動きませんw
    エンジンが掛かるまでに時間が掛かり過ぎてどうもダメです。。。

    もうちょっと気合を入れて頑張ります^^

    No title

    RED EYEさん

    こんにちは♪
    私達が1/6に伊吹山に行ったんで、翌日行かれたんですね!!
    お天気も良く、良い感じですね。
    何時も暗いうちから登られるんですね。
    ラッセルを楽しんで様子も。。。なんかRED EYEさんならではって感じですね!

    No title

    山賊さん

    こんにちは。

    冬の伊吹山、お疲れ様でした。

    私も2月の伊吹山に登ったことがあるのですが、最後の急登がとてもハードでした。

    でもやっぱり大晦日の富士山に比べると屁の屁の河童ですか?

    kaka様へ

    kakaさん、こんにちわ!
    毎度毎度返信が遅くて申し訳ありません。。。

    ブログを放置して気が付けば1ヶ月も経っていましたw
    やはり連泊で山に行く機会が少ないので、
    出来るだけ長く1日を使える様にナイトでの取付きが多いです。
    その為か、持って行くギアも段々と最小限に纏められて、
    ザックも回を重ねるごとに小容量に変化してきています。

    出来るならデカいザックで長く山に居たいですね^^

    mogwai様へ

    mogwai様へ

    最後の急登は確かに疲れますよね~w

    富士に比べて風が優しいのはありがたいですが、
    直登はやっぱり怖いのは怖いですねw

    EDIT COMMENT

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