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    RED EYE

    Author:RED EYE
    RED EYEです。
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    四国山地 剣山 次郎岌 2018年2月24日

    通っているボルダリングジムで知合ったCO原君から雪山登山の誘いがあった。

    始めは西穂を考えていたが天候が悪そうだったので安定している四国山地を目指す。

    やはり北陸方面は大荒れだったようで、快晴だった四国山地を選んで大正解だった。

    22時大阪発、全線高速で美馬市へ入る。 国道438号線を使い登山口へ。

    予想通り登山よりアプローチが核心で、第一ヘアピンから凍結して車が登らない。

    スタッドレスでは歯が立たず、恐らく非金属チェーンでは巻いても登れない凍結具合。

    前回の明神での教訓を生かし、今回はこんなことも想定し金属チェーンを持ってきた。

    深夜ともあり本来は通行止めの時間帯。 慎重に速度を落としてゆっくりと登り続けた。

    通過したのが深夜1時から2時。 見ノ越に到着したのは3時過ぎ、さすがに誰も居ない。

    まだ少し早いので4時過ぎまで車中で仮眠、ゆっくりと用意を始め4時半に見ノ越を出発。

    20180225剣山 (3)

    登山口からアイゼンを装着し、巻きの多い夏道ではなく尾根を直登して山頂を目指す。

    下部は雪は薄い。 前日の物と思われるトレースも残っていたので踏み抜きも少なかった。

    20180225剣山 (4)

    20180225剣山 (5)

    身を切るような寒さも無く、ラッセルも大したことなかったので余裕を持って行動出来た。

    刀掛で空が明るくなる。 満天の星空が身を潜め、澄みきった青い空が顔を覗かせる。

    20180225剣山 (6)

    20180225剣山 (7)

    頂上ヒュッテに着いた頃、東の空が紅くそれでいて金色に光を放ち朝の到来を告げる。

    20180225剣山 (8)

    20180225剣山 (9)

    20180225剣山 (9)

    20180225剣山 (2)

    20180225剣山 (40)

    同行者のCO原君は全身で喜びを表現していた。 歓喜するその姿に私も嬉しく思った。

    20180225剣山 (41)

    20180225剣山 (42)

    隣の次郎岌が朝日の光を受けて赤く輝く。 その美しさは何も語らず静かに私達を招く。

    20180225剣山 (48)

    導かれるまま真っ赤に燃えた雪面を進む。 澄み渡った空は何処までも遠く果てしない。

    20180225剣山 (1)

    続く稜線の先に三嶺が見える。 遮る物の無い視界は美しい四国山地の稜線を魅せた。

    20180225剣山 (26)

    かつて心を通わせた友人と眺めた風景に、遠い記憶と共に懐かしさだけが込上げた。

    撫でる様な強風に身体を揺られ、遠くなった軌跡を踏みしめて一歩一歩を歩いて往く。

    次郎岌。 山頂を踏むのは3度目となる。 雲一つない空と白い峰々が眼前に拡がった。

    20180225剣山 (47)

    20180225剣山 (46)

    20180225剣山 (31)

    厳冬期の終わりを告げる優しく暖かい風が、ゆっくりと近づく春の到来を感じさせた。

    しばらくは次郎岌で美しい景色に見惚れていた。 時間は早いが来た道を戻り下山する。

    20180225剣山 (32)

    20180225剣山 (34)

    再び剣山に着いたが誰も居なかった。 下山中にすれ違ったのは2組で3人だけだった。

    20180225剣山 (33)

    20180225剣山 (35)

    20180225剣山 (36)

    20180225剣山 (37)

    草薙の剣を掛けたと伝説が残る刀掛けの松。 平家と安徳天皇に纏わる伝記が残っている。

    20180225剣山 (38)

    10時には下山していた。 これから登られる方と少し話したが国道の凍結は酷いようだ。

    20180225剣山 (39)

    チェーンを履いたまま下ったが滑って車体が横を向いた。 幸い何処も当たらなかった。

    対向車もなかったので時間は掛かったが丁寧に運転して無事にヘアピンを全て抜けた。

    つるぎの宿 岩戸で温泉に浸かってさっぱりした後はご当地グルメを食いに移動する。

    らーめん2の2で徳島ラーメンを食す。 徳島に来たらやはり徳島ラーメンを食いたい。

    20180225剣山 (44)

    ボリュームたっぷりの定食に2人とも、「今日はコレを食べに徳島に来た。」とほざく。

    既に登った山の事など忘れて美味過ぎるラーメンに没頭し、満腹になって当然眠くなる。

    睡魔と闘いながら帰阪。 最高の天気と美味い飯、徳島弾丸ツアーは無事に終了した。





















    THEME:登山 | GENRE:スポーツ |

    COMMENT

    四国も射程圏内なのですね。

    REDEYE様

    四国の山って何となく秘境の雰囲気ってイメージがあって憧れます。
    関西圏の人たちは比較的近くなのでうらやましいです。
    (関西の人に言わせれば東北が近い関東はうらやましいのかなぁ?)

    RED EYEさん

    こんにちは♪
    何時もながら、朝早くから登られてますね!!
    そのパワーと行動力素晴らしいですね!
    四国のお山は行きたい行きたいと思いながらなかなか行けません😢

    徳島ラーメンって知らなかった!!
    なんかめっちゃ美味しそう!
    食べたくなっちゃいました。

    No title

    RED EYEさん
    こんにちは!

    雪の剣山、すばらしい光景ですね!
    連れの方の満面の笑顔がいいですね。
    REDさんの表情はわかりませんが(笑)

    四国の山は野生美が眼前に広がって懐が深く、
    少々遠くても行きたい気にさせてくれます。
    私も秋に登ったことがありますが、
    その美しい稜線を歩き、
    何度も後ろを振り返った記憶があります。

    泥船船長あるいは608 様へ

    船長さん、こんにちわ!

    大阪から剣山なら約3時間の距離ですねぇ。
    石鎚山となると1泊欲しいところですか。。。

    やっぱり4時間以上の移動となると正直辛い年齢になってきましたw
    年始の富士山も片道5時間は掛かりますし。。。

    そうですね、やっぱり関西人からすると甲信越にアクセスの良い關東は羨ましいですw

    No title

    山賊さん

    雪景色の剣山、次郎岌、とても素晴らしいですが、それ以上に山賊さんが怖いっす(笑)。

    ぼく、前から歩いてきたら何もされなくても「ごめんなさい」って言いそうです(笑)。

    mojimaro様へ

    mojimaroさん、こんにちわ!!

    いつもありがとうございます^^

    四国山地は本当に独特の雰囲気がありますよね~。
    低山ながらも美しい稜線は本当に何度も振り返ってしまいます。
    何十年か先、大峯の山もこんな感じになってしまうんでしょうかねぇ。。。

    mogwai様へ

    mogwaiさん、こんにちわ!!

    ホント、そう、何と言うか。。。
    このバラクラバで爽やかに挨拶しても大抵は逃げられます。。。

    中には「ヒィッ!」って声出す女性も。。。

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