ゆるふわ探検隊釣行記 2019年5月25日~26日
渓に入ると途端に元気に動き回る社会不適合者の集い。 廃人倶楽部 ゆるふわ探検隊。
テンカラ竿と毛鉤を引提げて、渓を横目に新緑の美しい林道を軽い足取りで進んで行く。
14時、遅れて幕場に着くと、右俣で午前の釣りを終えた仲間達が出迎えてくれた。
まだ誰も入っていないであろう左俣へ入る。 竿を振る。 緩やかな流れに毛鉤を乗せて。
時々遊びに来る。 咥えては離す。 それを何度も繰り返す。 小さいのが掛かるが放す。
大きいアタリ、岩魚だ。 潜られてバラしてしまう。 意気消沈、この日はこれで終わる。
途中の右岸、岩小屋で熊の気配。 前を横切るとグルグルと唸り声を出して威嚇してきた。
注意深く決して慌てずにその場を離れる。 奴は威嚇だけで追いかけては来なかった。
幕場に戻ると宴会の準備。 燃え上がる焚火の炎と立ち込める煙が宴の開演を告げる。
さっそく腕を奮うダニー師匠。 沢乞食の新鮮で贅沢な振舞料理を有難く頂戴する。
渓のせせらぎと焚火の音を聴きながら、ほろ酔いの頬をまだ冷たい涼しい風が撫でてゆく。
満点の星空、流れ星が落ちる。 フェードアウトするように視界が閉ざされ眠りについた。
翌朝、起きたら飯の支度。 朝から贅沢な飯に舌鼓を打つ。 腹一杯に飯をかっ喰らう。
それぞれの場所へ散る。 私は今日は右俣へ。 手前は手頃な小さいサイズが掛かる。
デカいのが居るがやはり渋い。 釣りたいと狙う私を嘲笑うかのように見切って躱す。
気が付くと随分と奥まで入っていた。 さらに分かれた二俣を右俣へ入るが中々難儀する。
上部が被ってトンネル状、しかも幅が狭い。 陰鬱な支流で不気味な様相を醸している。
入り口には鼻を衝く腐敗臭、先へ進むことを躊躇うには充分だった。 ここから引き返す。
幕場に戻り昼飯。 沢で食う沢そうめん。 これまた喰いすぎて動くのが億劫になった。
重い腰を上げて撤収作業。 照り付ける暑い太陽を背負って帰路へとついた。
COMMENT
REDEYE様
社会不適合者の集い 廃人倶楽部!
いやはや素敵なお仲間ですね。
若かりし頃よく読んだ 椎名誠の怪しい探検隊を
おぼろげに思い出しました。
自分が求めている沢ってREDEYE様が言うところの
ゆるふわ探検隊のようなもののような気がします。
バイタリティ溢れるお仲間がいらして羨ましすぎます。
ちなみに刺身の写真は川魚なのでしょうか?
釣りの知識がまったくないので分かりませんでした。
自分の浅い知識ですと川魚を刺身って食せるのか?と
なった次第です。
泥船船長 様へ
ゆるっとふわっと最高ですよ。
ゴルジュ突破? 大滝登攀? 何それ美味しいの?な連中ですからwww
刺身はアマゴだったか岩魚だったか忘れました。
水温と標高で判断ですね、生食はおススメはしませんがw
現流域の冷水域では虫は涌いてないと思いますが、
やっぱり腹下す可能性は無きにしも非ずなので要注意っす。
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