fc2ブログ
    background movie
    HOME カレンダー
    05 | 2023/06 | 07
    - - - - 1 2 3
    4 5 6 7 8 9 10
    11 12 13 14 15 16 17
    18 19 20 21 22 23 24
    25 26 27 28 29 30 -
    プロフィール

    RED EYE

    Author:RED EYE
    RED EYEです。
    登山、ゴルフ、アクアリウム等、
    趣味の事を綴っています。

    アクセス
    最新記事 最新コメント 最新トラックバック
    月別アーカイブ カテゴリ メールフォーム

    名前:
    メール:
    件名:
    本文:

    ルーフクラックに魅せられて 2020年12月5日

    10月末日、初めて北山公園のボルダリングエリアに訪れた。 最近はジムで少し難しい課題も登れてきて、調子に乗った身の程知らずが段付きを落としたいなどと意気込んでいた。 元より外岩のボルダリングに興味は無かったが、登攀力の向上に頑張ってみようと思ったのだ。

    最初はあこがれエリアにあるパチンコ岩で初段の課題、【大工の源さん】にトライしたが、すぐに指皮が持っていかれて敗退。 ザリザリの花崗岩とクラシカルなグレーディングを甘く見ていた自分を殴りたくなった。 午後に入って間もなくショーギエリアにあるオノゴロ岩へと移動。 珍しいルーフのワイドクラックの初段課題、【美蕃登】がある。 

    美蕃登 (4)

    遠方から来られてた若者2人がトライしていたのでお邪魔させてもらった。 何となくトライするも全然スタートすら出来ずにいると、後から来た方のスタートを真似てみると途中までは繋げることが出来た。 その時、この課題は絶対に登りたいなぁなんて思いその日は時間切れで終了した。 沢や大滝登攀にあるクラックでの登り方は、結局はなんちゃってでしかなかった。 

    美蕃登 (5)

    美蕃登 (6)

    後日、リベンジしようと再訪したがルーフからリップに出る所で力尽きてフォールした際、マットがズレていて後方の木の根で背中を強打してしまった。 ソロで来ていて誰も居なかったので、マット上で悶絶する姿は誰にも見られなかったが、苦しむ姿は漫☆画太郎のこの表情を全部やったと思う。 

    3d32987b63489a6ff9f2ee050062a9ff.jpg

    意気消沈して帰るとジャミンググローブについて色々な賛否両論の意見を聞いた。 ジャミンググローブを使うと「グレードが下がる。」、「邪道。」、「ギアを使うとエイドと変わらん。」等々の否定的な意見もあれば、「それを言い出したらシューズもギアでしょ。」、「登れたらいいんじゃない?」、「文句言うなら素手と裸足で登れ。」等々の肯定的?な意見も。 私は乾燥肌で皮膚が強い方ではないし少しアレルギー体質でもある為、テープで炎症を起こすのが嫌で導入したのだが、後で物言われるのも嫌なのでせっかく買ったグローブはお蔵入りとなった。 

    美蕃登 (7)

    後日、再訪するもこの日も全然リップから進めずに終了。 翌日にソロで登っていると確か岐阜方面から来られた2人のクラッククライマーと出会った。 あまりに登れないでいると、彼らはクラックの登り方、ジャムの利かせ方を丁寧に教えてくれた。 ラストトライで初めてリップを越えてスラブ面に入った所で完全にヨレてしまい完登出来なかった。 新品のカタナレースもトゥラバーが捲れ、ヒールカップも捲れ上がりレースも切れかけていたので引き際だったのかもしれない。

    美蕃登 (2)

    でも悔しさより、新たに学んだムーブで高度を上げれた喜びの方が勝っていた。 次こそは絶対に登ってみせると胸に決めて帰宅。 導入した初日で壊れたカタナレースを修理しながら、頭の中で完登のイメージ、フォールのイメージを繰り返していた。 大滝登攀のオンサイト登攀の勢いに乗って完登を決めるべく、毎日出来る限りのトレーニングに励んだ。 機は熟した通算6日目、天気も良く岩の乾き具合も最高のコンディションだった。 この日の始めのトライでリップ越えまで進むも、乾燥肌で荒れた手が痛くて登れず。 何度かトライしてようやくエンジンが掛かった所で完登することが出来た。



    この課題でクラックが大好きになった。 この岩には他の課題と美蕃登の初段を繋いで登る順行の【天孫降臨】二段、逆行の【軻遇突智】二段がある。 更なるトレーニングを積み登ってみたいと思う。 いつかパートナーが見つかれば、ルートのクラックも是非とも登ってみたい。

    美蕃登 (1)















    THEME:クライミング全般(含ボルダリング) | GENRE:スポーツ |

    COMMENT

    完登おめでとうございます!

    REDEYE様
    ワイドクラックのしかもルーフ!
    新靴カタナレースを生贄に捧げてでもおとしたい課題だったのですね。
    私は基本クライミング動画は見ない派ですが、REDEYEの勇姿が見たくて思わず見てしまいました(笑)
    この課題すごく格好良いです!
    これ見たら登りたくなる!のはクライマーの性ですね!
    大阪に遠征行くことがあれば私も触って見たい!

    泥船船長あるいは608 様へ

    船長さん、こんにちわ!

    隙間にハマってしまいましたw
    マントルで足が抜けまくってましたが、何とか完登できました^^
    また面白い課題にチャレンジしていきたいと思います。
    有難う御座いました^^

    EDIT COMMENT

    非公開コメント