加藤則芳メモリアル 信越トレイル開き ワンデイトレッキング② 2014年6月29日
掲載するだろうと思われる写真が多くて記事を分けました。
集合場所から車で送迎してもらってセクション1のスタート地点に向かいます。
到着後、軽く運動してブリーフィング。
チロル前登山口、見たままスキー場ですね。
ここからトレイルの入口まで結構登っていくことになります。
今回ガイドして下さる2名の同行者です。
左側の女性がプロスノーボーダーでガイド見習いの森 亜希子さん。
右側の男性が今回のツアーガイドの山川 徳明さん。
念入りに装備品のチェックと今回の注意事項の説明を受けました。
今年はマイマイガの大当たり年のようでして、
そこら辺に沢山いるので肌が弱い人は要注意とのこと。
嫌な予感がして長袖を着用してきて正解でした。
確かに足元から大量にいました。 単体だと可愛い顔なんですけど。
何となくボンバーマンの顔に見えるのは私だけでしょうか?
以前の生駒山ハイキングで虫の恐怖を知っているのでフラッシュバックが。。。
自然の中にお邪魔するのでそれはそれでしょうがないですよね。
それも自然の中を歩く楽しみの一つと捉えましょう。。。
8:52 チロル前登山口 出発。
実は昨夜も当日もですが、他のハイカーさんから散々脅されていました。
「セクション1はキツイよ~」とか「私は絶対行かないな~」とか。
先入観でどんなにキツいのかドキドキしながらのスタートです。
六甲全山縦走を踏破した私としては、あれより辛いものがあるものかと。
個人的には階段が苦手なので坂道なら勾配がキツくても平気です。
登り始めてから約20分。 未だに辛さは感じられずでした。
ただ急に晴れ間がでて日差しがとても暑かったです。
振り返ると中々の高さがあるのか景色が抜けています。
400m位は登っていくのかな? 正直そんなに辛くないです。
脅されまくったお蔭なのか、ちょっと拍子抜けしてしまいました。
うん、全然登りやすい。 だけど両側の草花にはマイマイガの幼虫がめちゃ多いw
勾配は大したことないけど、背中から受ける日差しが強烈でした。
沢山咲いている黄色の花は、ニガナです。
さすがはガイドの山川さん。 コレ何ですか?と聞くと即答で返ってくる。
私も植生に詳しくなりたいなと改めて思いました。
傍らで一生懸命メモをとる森さん。 素敵なガイドになれると良いですね。
山川さんから教えて頂いたアサギマダラとゆう蝶。 渡り個体で台湾まで行くそうな。
どうしても頭の中でガラムマサラに変換されてしまって中々覚えられませんでした。。。
人が近づいても逃げないのですが、カメラを構えると飛んでいく気まぐれさ。
これを何回もされていると、女性を追いかけている気分に陥りました。
思わせぶりなのに近づくと離れて行ってしまう。 まさに女性のようですね。
このルートにはあちこちで飛んでいるそうなので諦めて先に進みます。
予報では雨だったのですが、中々の晴れっぷり。 かなり蒸して暑かったです。
眼下にゴルフ場が見えますね。 霧と雲が晴れて解放感がありました。
ようやく訪れたシャッターチャンス。 スマホだし私の腕が悪くて撮れません。
何とか捉えることが出来たのですが、時間が無駄になるのでコレで諦めました。
よく見ると羽の模様が美しい蝶です。 華やかに飛ぶ姿は本当に素敵でした。
しばらく進むと変わった花を発見。 聞くと大鳴子百合とゆうそうな。
鳴子が沢山ぶら下がっているようでとても可愛らしいお花です。
写真左側の花にいる黒い物体は蜂です。 中に入って蜜を吸っているのでしょう。
調べてみると薬用になったりするようですね。
一応は食べられるらしいですが、毒だったら怖いので止めておきます。
それにしても暑い。 逃げ場がなく日差しが容赦なく襲いかかります。
ゆっくりと登り始めて小1時間。 ここで5分程小休止を入れます。
眼下の景色を望むと、先程のゴルフ場が見えます。
こうして見ると当たり前ですが着実に登ってきているのが分かります。
私はソースバガボンド社のハイドレーションを使っていますが、
給水を行う際はハイドレーションは非常に便利なアイテムです。
給水の度にザックを降ろす必要がないし行動中に水分補給が可能です。
アウトドアショップではプラティパスやキャメルバック
が多いですが、
私個人としてはソースバガボンド社の物がお勧めです。
理由としては価格が安い事、そして嫌な臭いが無い事です。
結局は個人の好みでしょうけど独特の臭いが無いのは良いですよ。
しばらく進むと可愛らしい花を発見。 先程の大鳴子百合と似た雰囲気です。
この花は裏白瓔珞(ウラジロヨウラク)とゆう花です。
植生に詳しいガイドさんが一緒だと非常に助かります。
足元に沢山咲いていたこちらの花は御前橘(ゴゼンタチバナ)。
こちらも可憐な姿が非常に愛らしいお花です。
標高が上がってくると日差しは別として体感温度が下がってきますね。
風が吹くと非常に気持ちの良い温度でした。 汗冷えに気をつけねば。
ガイドさん2人のバックショット。 ちょっと不意打ちで撮影しました。
私1人にガイドさんが2人もついてくれるなんて本当に贅沢ですね。
もう少しで斑尾山山頂ですが、まだスタート地点にも辿り着いていません。
トレイルの入口まで距離があるので皆さん辛いと言ってたのかもしれません。
個人的な印象としては辛さはないですし、むしろ快適なくらいでした。
まだまだ写真が多くて記事が長くなるので続きは次回にします。