裏六甲ハイキング 有馬温泉~紅葉谷~六甲ガーデンテラス 2014年8月3日
氷爆を見に行った以来行ってなかった裏六甲を散策してきました。
今回は特に時間を気にせずにゆっくりとしたハイキングです。
早朝6時、ロープウェイ前の駐車場に車を停めて出発。
昨夜に焼き肉を食べに行ったので、お腹の具合が気になります。
さすがにこの時期は日が昇るのが早く、既に明るいですね。
肌寒いと思ったのも束の間、やっぱり蒸し暑い。
尾根を見るとかなりガスっているので、湿度も相当高そうです。
当然のことですが、冬とは全く雰囲気が違います。
ただ、地面がかなり濡れているので滑りやすいコンディション。
大した行程ではないですが小股気味に気を付けて進みます。
雨に濡れた木々がとても美しい景観を演出しています。
小川を跨いだ時、何となく目に入ったので足元に視線を移してみると、
トカゲ? いやイモリですね。 危うく踏んでしまうところでした。
可愛いですね~。 ここでは危ないので捕まえて移動させました。
豆知識ですが、両生類はサルモネラ菌を持っていることが多いです。
触った後は気を付けないと病院のお世話になることになります。
イモリを移動させて安心して進んでいると、また行く手を阻む者が。
かなり近づいているのに道を譲ってくれそうにありません。
珍しい色のカエルですが、種類は何でしょう? 木の葉の様な色ですね。
よく足元を見てみると様々な生物が蠢いています。
ミミズ、蛭、カエル、ダンゴムシから何かの幼虫まで。
うっかり踏まない様に気が付くところはなるべく避けて通るようにしています。
紅葉谷から少しルートを逸れて川沿いに進んで行きます。
苔や濡れた石でかなり滑りやすいので注意が必要です。
奥に進むと見えてきました、七曲滝。
2月の氷爆とは違い、深緑に包まれた美しい姿を見せてくれました。
因みにこれは2月に訪れた際に撮影した七曲滝です。
まるでエルサが凍らせてしまったかの様ですねw
ここに来た印象ですが、積雪時の方が歩きやすいですね。
湿った地面は脆くて、狭い難所は滑落しやすくて危険です。
実際に何度か足を滑らせてしまいました。 気を抜くと怪我をします。
それにしてもこの谷間の景色は最高ですね。 アクアリウムで表現してみたいです。
元のルートに戻り少し進んでからまた寄り道します。
ただでさえ狭いルートなのに草木が道を覆っていて動きづらいです。
肌に触れてチクチクするので長袖を着てくれば良かったと少し後悔。
谷に降りてから川の合流があり、そこから左に進んで行きます。
水量がかなり少ないので濡れずに進めるので助かります。
沢登りの装備ではないので出来るだけビショビショになるのは避けたいです。
2月に訪れた時は雪に覆われていたので気付かなったですが、
こんなに倒木や岩がゴロゴロとあるとは思いませんでした。
少し川沿いを遡行していくと見えてきました仁位滝。
やはり冬とはまた違った美しさがあります。
沢山の緑に包まれた滝がこんなに美しいとは知らなかったです。
こちらは2月に撮影した仁位滝の写真です。
こうして比較すると季節毎の美しさがあって楽しいですね。
戻る途中で可愛い夫婦のキノコがあったのでパシャリ。
やっぱりスマホだと上手くピントが合わせられませんね。。。 カメラ欲しい。。。
再び川の合流に戻り今度は来た道から右へ進むと百聞滝。
ここは冬でもほとんど凍りついてなかったです。
来年の厳冬期にまた訪れてみようかな。
ただ環境破壊や温暖化が加速している昨今、この姿がいつまで見れるのか。
美しい自然や景観は出来るだけ後世に遺していきたいですね。
極楽茶屋の手前にあった六甲ブナ。 やはりブナは霧がよく似合います。
ブナと聞くと信越トレイルを思い出します。 また行きたいなぁ。
全山縦走路ではかなり風が強く霧で視界が悪かったです。
今年も全山縦走大会に出場したいと考えています。
今回は初めて乗るロープウェーで有馬に下山しました。
めっちゃ楽チンですw たまにはこうゆうのもイイですね。
車内から紅葉谷方面を見るとかなり深い渓谷だと思いました。
次回は紅葉の季節に訪れてみようかな。