武庫川廃線跡ハイキング 2014年9月15日
山に行きたい病に掛かって禁断症状が出始めています。
少しでも自然に触れたくてゆる~くハイキングに出掛けました。
JR生瀬駅から国道176号に出て国道沿いに進みます。
歩道が狭いので対面する時は注意が必要です。
中国自動車道をくぐったら直ぐの横断歩道を渡ります。
渡る時は車が飛ばし込んでくるので注意したほうが良いです。
横断歩道を渡っているのに全く停まる気のない車が多いので。。。
国道から少し降りて行くと廃線跡の入り口が見えてきます。
少し進むとお馴染みの告知看板があります。
万一事故っても責任取りませんよ~って書いてあります。
久しぶりに訪れましたが相変わらずダイナミックな渓谷です。
流れが早く、もし落ちたらあっと言う間に流されてしまうでしょうね。
これだけのハイドロリックに飲まれたら命の危険があります。
歴史を感じさせる枕木が見えてきました。 ここに線路が在った証拠です。
ここに来ると映画スタンド・バイ・ミーを思い出します。
リバー・フェニックスが素敵な映画でしたよね、大好きでした。
映画の主題歌を口ずさみながら進んでいきます。
脇に何やら可愛らしいお花が咲いていました。 名前は不明です。
こちらも可憐な花ですね。 名前が判れば良いのですが。。。
それにしても最高の天気です。 木曽駒に行きたかった。。。
準備不足で行けるチャンスを逃してしまいました。
これだけの良いコンディションは今年ラストチャンスだったかもしれません。
こちらも歴史を感じさせる建造物があります。
岩を利用して造られた見張り台です。 昔はどのように活用したんでしょうか?
渓谷を見下ろすと凄く大きな岩があります。 存在感があります。
長い年月を経て常に造形を変えていく自然は本当に凄いですね。
対岸に何やら作業場だったらしき足場のような物が見えます。
この廃線跡には沢山のトンネルも残っています。
ヘッドライトかハンディライトは必須です。 無いと歩けません。
今回私が使用しているのはシュアファイア G2X PRO。
このライトは320ルーメンの明るさで軽くコンパクトで使いやすいです。
登山中はヘッドライトの他に予備で携帯しています。
明かりのないトンネル内でもこの明るさです。 かなりの照射です。
このトンネルもいつかは崩落してしまうのかもしれませんね。
天井を照らすと少し不安な気持ちに駆られてしまいます。。。
本当にスタンド・バイ・ミーの世界観。 歩いていて楽しい道です。
空間を切り取ったように見える短いトンネル。
所々、激しい激流になっています。 流れる音が涼しくて気持ちいい。
水の流れる音は聞いていると心が洗われていく様に感じます。
自然はいつも雄大で時に残酷で、それでいて美しい存在です。
自然の前では人間の存在など小さな個に過ぎないと感じます。
トンネルの中から見える陸橋は何となくドキドキします。
トンネルを出たら違った世界が現れてきそうな気にさせられます。
陸橋の本体はそれなりに老朽化が進んでいるように見えます。
いつかこの橋も渡れなくなってしまうかもしれませんね。
途中のトンネルで一部ですが水没している部分がありました。
前はこんな感じではなかったのですが、雨の影響かもしれません。
素晴らしい景観です。 青空がより一層の美しさを演出してくれています。
iPhoneカメラの割には綺麗に撮れている。。。方かな。。。
今回初めて履き慣らしで履いてきたVASQUE ジャクスト。
東京に行った際にファントム横田店で購入してきたシューズです。
とにかく軽い! ソフトな感触でメッチャ楽で歩きやすい! あとカッコ良いw
このシューズ今年の六甲全山縦走大会で使用決定です。
ソックスとインソールと調整すれば問題なく使用に耐えれそうです。
このモデルはゴアではないのですが、ローカットでは必要ないかも。
どうせゴアでもゲイター付けなければ意味がなさそうですし。
武田尾まであと少しの地点で一部崩落している箇所がありました。
恐らく8月月初の台風で崩落したのかもしれませんね。
ここへは紅葉の時期にもう一度訪れようと思います。
前に来た時は一面紅葉に彩られて美しかった記憶があります。
武田尾に着いたら露天風呂で紅葉を眺めるのも良い感じです。
武田尾付近の茶店は殆どが営業を中止していました。
聞くところによると、やはり8月の台風で川岸が抉れてしまったようです。
建物も床下浸水で当面の間は営業できないらしいです。
早く現状に復帰できるといいですね。。。
彼岸花が変わりゆく季節を彩っているようでした。
帰りはトンネル内にある無人駅から帰路につきます。
約2時間程度のハイキングでしたが、良い気分転換になりました。