武庫川廃線跡ハイキング 紅葉狩り 2014年11月24日
今日は2回目の大会の日ですが、去年と同じく良い天気です。
私の出場した前半は雨でしたが。。。 皆さん完走出来ると良いですね。
私は武庫川廃線跡でまったりと紅葉狩りに出かけてきました。
いつもと同じルートで、生瀬駅から国道176号線を経て廃線跡へ。
前日まで曇りの予報でしたが、今日は晴天で最高の紅葉狩りになりそうです。
生瀬駅に8:00過ぎに到着。 この時間は人も少なくて快適です。
意外と武田尾駅から来られる方が多いようで、こっちは空いていますね。
中国道の高架を過ぎて横断歩道を渡ると廃線跡の入り口に到着。
前回は深緑の残る季節に来たので、また違った表情を見れそうです。
朝日に照らされた木々や草花が爽やかに迎えてくれました。
いつもの告知看板。 万一事故っても責任は負いませんとの事です。
基本、アウトドアは自己責任で楽しむものですから当たり前ですね。
枕木の残るこのハイキングコースはスタンド・バイ・ミーを彷彿させてくれます。
川の横を走る線路、当時は素敵な景色を楽しませてくれたんでしょうね。
見張り台も静かに朽ちてゆくのを待っているのでしょうか。
錆が多く見受けられますが、今のところは登っても問題なさそうです。
相変わらずダイナミックな景観を見せてくれる渓谷です。
一つ一つの岩の大きさが凄いです。 対比出来る物が無いのが残念。
対岸に見える昔の作業場? さすがに老朽化してて足場にするとヤバそうです。
この廃線跡の名物でもある照明のないトンネル。 中はメチャ寒かったです。
ここでハイキングを楽しむならライトは必需品です。 無いと危険ですね。
トンネルを潜る度に違う世界に出てくるような気分にさせてくれます。
本当に雲ひとつ無い素晴らしい天気です。 陽の光が寒さを和らいでくれました。
トンネルの内部を照らすとこんな感じです。 本当に真っ暗です。
使用しているのはSURE FIRE G2X PRO、320ルーメンのライトです。
トンネル内部に珍客が居ました。 オヤスミ中のコウモリです。
ぶら下がっている姿をこんな間近で見れるのは珍しいですね。
顔の方を照らすと迷惑なのか眩しそうにモゾモゾしていました。
可愛いですが、ウィルスが怖いので触らないほうが良いです。
ススキと紅葉、季節の変わり目を感じられる素敵な季節ですね。
短いトンネルと思いきや、反対から見るとめがね橋になっています。
昭和61年の廃線まで、乗客はこの贅沢な景色を楽しんだのでしょうね。
深い渓谷の中を走る電車の旅は、きっと素敵な時間だったことでしょう。
切り立った岸壁の大きさに圧倒されます。 正に絶壁。
トンネルの中から望む鉄橋。 この景色はいつ来ても素敵です。
この鉄橋を渡る時、何故かワクワクしてしまいます。
人工物の中ではさすがのマルチカム迷彩も効果が薄いですねw
鉄橋から覗く紅葉も鉄橋に負けじと赤色を魅せてくれていました。
武田尾に近づくにつれて段々と表情を変えてゆくハイキングコース。
赤く色づき始めた木々と青い空が岩だらけの渓谷を彩っていました。
落ち葉で埋まりつつある枕木。 硬いバラストが柔らかく感じます。
真っ赤に色づいた紅葉。 これが見えたら武田尾までもう少しです。
2014年8月の台風で崩落した箇所は復旧されていませんでした。
この辺りは川の流れも穏やかで、静かで緩やかな時の流れを感じる事ができます。
このハイキングコースで私が最も好きな場所です。 赤、赤、赤。
紅葉が陽の光を受けて、辺り一面が真っ赤に染まる素敵な場所です。
去年に引続き、素晴らしい紅葉を見ることが出来ました。
実際にこの場所に訪れると判りますが、本当に真っ赤に染まります。
河原でアルコールストーブでチキンラーメンを作って食べました。
アウトドアで食べるラーメンって、なんでこんなに美味しいんでしょう。
寒い時期は食後にコーヒー。 お気に入りのククサで飲むと最高です。
今回はコレクションの1つ、ウッドバーニングでサーモンの絵が描かれたククサ。
河原でサーモンの絵の入ったククサ、何となく雰囲気に合っている気がします。
紅葉を背に河原でランチとコーヒーを楽しむ至福の時間を過ごせました。
ここは11月後半のこの時期が素敵な景観を楽しめる良い時期だと思います。
今回、私が使用したSURE FIRE G2X PRO。 これは明るくてお勧めです。
照射時間は短いですが、ヘッドライトの予備として常備しています。
重量も軽いですし明るさも申し分ないしアウトドアで耐えうるスペックが良いです。
ここでハイキングするなら100ルーメン程度のライトがあれば良いと思います。
明るさの乏しいライトだとトンネルに入った時に目が慣れるまで見えにくいです。
ミルスペックモンキーのベースボールキャップとパッチ。
Facebookのいいね!が好きでお気に入りのジョークパッチですw
帰りはトンネル内の無人駅、武田尾駅から帰路につきます。
生瀬駅から武田尾駅までゆっくりと散策して約2時間半程。
時間的に余裕があれば、北摂大峰から中山寺に抜けるのも良いコースです。
何度訪れても飽きそうで飽きないハイキングコース。
スタンド・バイ・ミー気分を楽しみたい方、まったり歩きたい方にお勧めです。