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    RED EYE

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    RED EYEです。
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    明神平 雪上テント泊② 2014年1月25日

    今回は台高山脈 明神平で雪上テン泊デビューです。

    前回からの続きの記事になります。 設営が終わって散策へ。

    前記事はこちら → 明神平 雪上テント泊① 2014年1月25日


    テントに不要な荷物をデポして辺りを散策します。

    今回の山行にはぐれ雲さんからお借りしたアタックザック。


    RIMG0115.jpg

    Arc'teryxのCierzo 25 バックパックです。

    拡げてみるとしっかりとしたバックパックになりました。


    RIMG0114.jpg

    必要な荷物を詰め込み、アルミワカンを装着。

    アイゼンと同様、ワカンの使用も今回が初めてです。


    RIMG0045.jpg

    予定では薊岳に行き、その後に明神岳~桧塚奥峰を回る計画。

    取敢えずは薊岳方面に向かってみることにしました。

    朝日に映る霧氷のトンネルは素敵な時間を与えてくれます。


    RIMG0035.jpg

    少し登ると分岐に出合いました。 薊岳方面なので右折します。

    RIMG0036.jpg

    しばらく進むと羨望の素晴らしい場所に出ました。

    ここで撮影されてた方が八経ヶ岳と大普賢岳が見えますよと教えてくれました。

    私のコンデジでは上手く写りませんね。。。 カメラ欲しいです。。。


    RIMG0039.jpg

    ズームしてみたら何となく見える高いピークが八経ヶ岳、奥が大普賢岳。

    RIMG0038.jpg

    明神平から薊岳までは約1時間。 膝に少し違和感があったので引き返しました。

    お恥ずかしい話なのですが、初アイゼンで洗礼を受けたのがキッカケです。

    明神平に到着するまでに一度だけバランスを崩した時に膝を捻ってしまいました。

    しっかりとグリップする分、体制を崩したら膝腰にキますね。。。

    悪化する前にテントに引き返してマッタリすることにしました。


    RIMG0042.jpg

    せっかくの晴天で最高のコンディションですが諦めも肝心かと。

    楽しい山行が痛みや怪我で苦行になったら更に残念な結果になりますし。

    初めてのワカンで歩く雪上はとても楽しかったです。


    RIMG0043.jpg

    テントに戻って昼食を作ることにしました。 雪を溶かして水をつくります。

    これも憧れて経験したかったので、楽しくてしょうがなかったです。


    RIMG0072.jpg

    ドラゴンフライは購入して正解でした。 非常に使い易いです。

    雪を溶かし、沸騰させてラーメンを頂きました。 サイコーですね。


    RIMG0061.jpg

    食後は勿論コーヒー。 今回の豆はコロンビア。

    ポーレックス コーヒーミル ミニはコンパクトで山行にはピッタリのアイテムです。


    RIMG0074.jpg

    まろやかな風味とコク深い味わいが雪上の寒さにマッチして美味です。

    RIMG0075.jpg

    賑わっていた明神平も15時を過ぎると誰も居なくなりました。

    だだっ広いこの場所にたった一人です。 本当の意味で貸し切りです。


    RIMG0067.jpg

    贅沢な貸し切り状態を楽しんだのも束の間、突然の虚無感。

    妙な寂しさを感じつつ、俗世間との関わりを断ち切れている満足感。

    溶けた霧氷を照らす陽の光を見ると黄昏を感じられずにはいられません。


    RIMG0081.jpg

    食後の運動で辺りをウロウロしていましたが、あっと言う間に陽が落ちました。

    RIMG0083.jpg

    暗くなると当然のことながら温度が一気に下がってきました。

    これも初体験ですが、テント内でのバーナー使用をやってみることに。

    今後の為にも経験しておく方が良いと思ったのでチャレンジしました。

    フライシートを燃やしてしまわないかとビビりながらプレヒート。


    RIMG0105.jpg

    何度か練習していたお陰で難なくこなすことが出来ました。

    ちゃんと換気をしつつストーブを焚くとテント内が暖かくて幸せです。

    で、今夜の献立は冬山御用達の鍋料理。 と言っても簡単な鍋です。

    出汁醤油とだしの素で出汁を作り、ネギ、エノキ、白菜、豚肉を投入。


    RIMG0089.jpg

    具材が無くなったら予め自宅で細切りしていたお餅で餅しゃぶ。

    RIMG0091.jpg

    シメにはうどんを投入。 温まるしお腹も一杯で幸せです。

    RIMG0092.jpg

    テント内の温度が上昇して結露が発生。 早くも凍っていました。

    こまめに拭いて結露を取っていたのですが、こればかりはイタチごっこです。


    RIMG0101.jpg

    以前、目目連さんのブログで紹介されていたISUKA テントシューズ

    RIMG0104.jpg

    実際にISUKA テントシューズを使用してみた感想ですが、非常にGOOD。

    まずは当然ですが暖かい。 ショートより断然ロングタイプの方が良いです。

    雪かきや用を足すなどのちょっとした用事で外に出る時にも便利です。

    ただ底面が滑りや易いので外を歩く時は転倒に注意が必要かと思います。

    特筆すべきはやはり保温性。 足の冷えを解消してくれるのは強みですね。

    しばらく眠っていると何やら外に気配を感じて寝覚めました。

    寝惚けていたのでさほど気にはしなかったのですが、

    ザスッ、ザスッ、ザスッ、ザスッ。 確実に何者かの雪の上を歩く音。

    しかもテント内からでも分かる距離まで近づいて来ていました。

    人? 誰も居ないはず。 だとすれば野生動物? まさか熊だったりして。。。

    取敢えずナイフ片手に臨戦態勢。 思いっ切りホイッスルを吹きました。

    すると。。。 ガサガサガサッと何者かが驚いたのか遠ざかって行きました。

    テントの外に出てみると何か小動物だったぽいです。 正直ビビりました。


    RIMG0099.jpg

    その後もやはり気になってしまって爆睡は出来ず仕舞いでした。

    5時過ぎにストーブに火を灯してテント内の温度を上げて撤収準備。

    ドラゴンフライの放つ音は孤独で不安な暗闇で安心感を与えてくれました。


    RIMG0107.jpg

    6:45 外が白んできたので表に出てみると、見事に霧氷が消えていました。

    自己満ですが雪上でのHILLEBERG Souloは絵になりますね^^


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    木の間から昇る朝日を眺めながら早々に撤収作業を開始しました。

    RIMG0116.jpg

    今回使用したMystery ranch S.A.T.L. ASSAULT PACK。

    公称60Lのザックですが冬山登山には向きませんね。。。 荷室が狭いです。


    RIMG0121.jpg

    お気に入りのミルスペックモンキーのパッチ。

    RIMG0122.jpg

    ゴミや忘れ物を残さず綺麗に片付けて明神平を後にしました。

    朝日に照らされた美しいあしび山荘に別れを告げて下山開始です。


    RIMG0123.jpg

    下山は楽なもので2時間も掛からずに登山口まで戻れました。

    途中でマリオに出てくるパックンフラワーみたいなのを発見しました。


    RIMG0129.jpg

    初めて雪上でテント泊を経験した感想としては楽しかったの一言です。

    とゆうよりシチュエーション問わず、テント泊は楽しいものだと思いました。

    明神平は本当に良い場所で、テント泊デビューには最高の場所だと思います。

    車で来られる方は駐車場から2時間弱でテント泊適地まで行くことが可能です。

    重いザックを背負っても2時間程度で到着出来るのは有難いロケーションです。

    道迷いの心配もありませんし、気になった方は訪れてみては如何でしょうか?















    THEME:登山 | GENRE:スポーツ |

    COMMENT

    No title

    こんばんは、RED EYEさん。

    冬季テント泊、無事完遂おめでとうございます。

    雪山で朝を迎えるのは格別なものがありますね。
    誰もいない「俺だけの白銀の世界」は、日常生活ではめったに味わえないでしょうね。

    ホワイトガソリンはやはり、低温に強いですね。
    私は燃料の管理と、バーナーとタンクの距離感が心配なので
    持っていませんが、この記事を見てチョット欲しくなりました(笑)

    明神平は冬季だけでなく、他の3シーズンもいつ訪れても素晴らしいテント泊地です。

    私が到着すると何故かいっつも強風の日和なんですけどねw

    mojimaro様へ

    mojimaroさん、おはようございます^ ^
    白銀の世界を独占出来る贅沢感は素晴らしいですね。
    夜はチョット寂しいですけどw
    朝日を浴びると生きてて幸せ〜って感じます。

    ガソリンストーブは私も敬遠していました。
    実際に使ってみると便利さに感動しましたw
    燃料費もガスより安いですし玄人感がGoodです^ ^

    明神平の次は何処の雪山でテン泊しようか考え中です。
    コメントありがとうございました^ ^

    No title

    RED EYEさん

    ヒルバーグ・ソウロにドラゴンフライに角型クッカーですか。
    自信を持ってレポしたので、なんだか嬉しいです。

    単独の場合はドラゴンフライの『爆音』はありがたいですよね。
    非常に心強いです。
    静音化しようとする人が多いですが、わたし的には『???』なんですよね。

    これから冬テン泊にはまってください。

    角型クッカーの1Lで事足りる、RED EYEさんがうらやましいです。

    目目連様へ

    目目連先輩、こんばんわ~^^
    初心者の私には本当に心強いレポで助かっています。
    実際に使ってみて、あって良かったなと思うことばかりです。

    確かに孤独で不安な夜にドラゴンフライのサウンドはありがたいです。
    人の多いテン場でもあえて静音化しようとゆう気にはならないですねw

    元々私も大食漢だったのですが、減量してからとゆうもの食が細くなりましたw
    とゆうより一般的な食事の量になったみたいです。

    これから時間のある時には出来るだけテン泊の経験を積みたいと思っています^^

    コメント有難う御座いました。

    No title

    こんにちは(^.^)

    テント泊されたんですね~。すごい!!
    夜の野生動物は焦りますよね。

    この前、箕面の山でナイトランをしていたらイノシシと衝突して正直かなり焦りました(笑)

    これからもケガだけは気をつけて楽しんでくださいね♪

    しのざき様へ

    こんにちわ~。
    野生動物は本当に焦りますねw
    全く独りで周りに誰も居ないと結構怖いですw

    近々、北摂の山に行くかもです^^

    コメント有難う御座いました。

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