金剛山ハイキング ツツジオ谷~金剛山山頂~タカハタ道 2015年2月11日
裏六甲 七曲滝に行く予定だったのですが、気温が高く凍っていないとの情報。
前日になって前回歩いたツツジオ谷から氷瀑巡りをすることにしました。
今回はツツジオ谷から山頂を経てタカハタ道で戻るルートです。
前回は千早本道から戻り、階段と単調な風景に飽々したのでこのルートにしました。
7:10 登山口バス停前駐車場 出発。
ツツジオ谷は前回の記事で触れているので詳細は割愛します。
前記事はこちら → 金剛山ハイキング ツツジオ谷ルート① 2015年1月12日
金剛山ハイキング ツツジオ谷ルート② 2015年1月12日
千早本道入口をパスして車止めを左へ。 橋の手前を右折して沢沿いに進みます。
気を付けて見ると橋の手前、ガードレールに可愛く道標が書いてあります。
アイゼンやチェーンスパイクが必要な程ではないものの凍結しています。
少し進むと腰折滝。 2段の美しい滝です。
腰折滝を過ぎると丸太橋が有り、タカハタ道との分岐になります。
目的は稜線歩きではなく氷瀑巡りですのでツツジオ谷ルートで進みます。
相変わらずバリケードの様な倒木。 交差した倒木が織り成す景色。
砂防ダムを越えながら進むと2つ目の滝。 前回と違い良い具合に凍っています。
この辺りでこの凍り具合なら、上部にある滝はかなり期待出来そうな雰囲気。
裏六甲ではなくこちらに来て正解でした。 見事な氷瀑です。
ほぼ完全に表面は凍っていて、氷の下で滝が流れていました。
氷の下を流れる水。 表面は分厚い氷で覆われています。
何とも美しく、どんな言葉も陳腐になってしまう自然の造形美。
分かり難いですが、氷の下を流れる水を見ることが出来ます。
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ここから更に上流の滝も見事な氷瀑になっていました。
前回見落とした新道と旧道の道標。 今回も旧道ルートへ進みます。
流れの中で様々な表情を見せてくれる氷瀑は心奪われます。
一度通っているので迷うこと無く沢を遡行して進んでいきます。
旧道は人が居なくて静かで快適なハイキングを楽しむことが出来ました。
沢の終点を左に進み、少し傾斜を進むと尾根が見えてきます。
瞬間的に藪。 藪漕ぎがありますが、冬なので大したことはありません。
少しの藪を越えるとお墓に出ます。 ご挨拶をしてから通らせて頂きます。
六地蔵と尾根道に合流。 お出迎えしてくれるお地蔵様にホッとします。
霧氷は。。。 先月訪れた程ではなく、ちょっと寂しい感じでした。
このお天気だと温度が上昇し、残っている霧氷も溶けてしまうかもしれません。
広場まで来るとさすがに温度が低く、まだ霧氷は残っていました。
8:58 金剛山山頂広場 到着。 今日はお天気が最高です。
少し靄がかっていますが、遠くにPLの塔が見えます。
売店前のかまくらはまだまだ立派。 しゃがむと入れます。
登山の楽しみは色々ですが、食も楽しみの一つです。
デイハイクなのでお湯を沸かしてラーメンを食べるといったお手軽ランチです。
今回新たに導入したアイテム、コフラン 2エッグホルダー。
卵を割らずに携帯できるアイテムです。 Lサイズの卵で丁度の大きさです。
丁度過ぎるので、安全策をとってMサイズの卵の方が良いかもしれません。
ザックの中で卵が割れてしまうと悲惨な事になってしまいます。
チキンラーメンの中に卵を投入。 ちょっと贅沢な山ラーメン。
もう一つの楽しみは景色を眺めながらのコーヒータイムです。
インスタントでも良いのですが、ミルで豆から挽いた方が美味しいです。
寒くてもホッと出来る一時。 眺望を楽しみながら贅沢な時間を過ごせます。
この時、そろそろ10時なので山頂のライブカメラに人集りが出来ていました。
後で知ったのですが、参加しているFacebookのグループの方がおられたようです。
転法輪寺を訪れてお参り。 寒さと違った澄んだ空気が漂います。
別の角度から。 雪で覆われた寺院は美しいですね。
牛王様もお布団を被っているかのようでした。
前回は訪れなかった葛木神社へ。 途中の夫婦杉の荘厳さに感動です。
凛とした佇まいの葛木神社。 雪化粧で更に美しさが増しています。
神社の周辺は時が止まったかの様に静かでした。
神社の奥は神域になっており、ここから先には入ることが出来ません。
美しくも儚い、雪と木々が織り成すモノクロームの世界。
11:09 金剛山山頂広場 出発。 下山開始です。
下山ルートはタカハタ道。 広場を後にして尾根道を歩いていきます。
こちらはツツジオ谷新道からの合流ポイント。
国土地理院の地図にルート表記がありませんが道標があるので安心です。
急な坂を下っていきます。 登りだと中々の急登で疲れそうな坂です。
坂を下りきると谷間になり、しばらく進むとツツジオ谷とタカハタ道の分岐。
12:20 登山口バス停前駐車場 到着。 千早本道より楽に下山出来ました。
今回の目的であった氷瀑巡りは非常に満足のいくものでした。
今年は暖冬気味ですので、あまり期待はしていませんでしたので嬉しさ倍増です。
冬の季節は危険も伴いますが、積雪期の山の美しさは見応えがあります。