fc2ブログ
    background movie
    HOME カレンダー
    09 | 2023/10 | 11
    1 2 3 4 5 6 7
    8 9 10 11 12 13 14
    15 16 17 18 19 20 21
    22 23 24 25 26 27 28
    29 30 31 - - - -
    プロフィール

    RED EYE

    Author:RED EYE
    RED EYEです。
    登山、ゴルフ、アクアリウム等、
    趣味の事を綴っています。

    アクセス
    最新記事 最新コメント 最新トラックバック
    月別アーカイブ カテゴリ メールフォーム

    名前:
    メール:
    件名:
    本文:

    台高山脈 明神平 周回 2015年7月20日

    お天気が良かったので単独行で明神平に行ってきました。

    以前から良くして頂いてるKさんの情報で大又林道が荒れているとの事。

    林道を歩くならと思い、距離は長くなりますが周回コースを歩くことにしました。


    明神平周回

    3時過ぎに大又林道に到着。 砂利広場に車を停めさせて頂きました。

    本当は4時に出発予定でしたが、日の出を待って4時半に出発。

    4:42 砂利広場 出発。


    RIMG1454.jpg

    先日の台風の影響か、道路が川の様になっている箇所がありました。

    RIMG1456.jpg

    大又まで行こうと思ったのですが、途中の橋を渡って和佐羅集落へ入りました。

    集落を抜けて、道の終点に和佐羅滝方面への取付きがあったので進みます。


    RIMG1459.jpg

    ここからは林業の道が尾根方向にあるので、ちょっと迷い易いかもしれません。

    踏み跡が何本もあるので地図を確認しないと変な場所に出てしまう可能性があります。

    5:31 和佐羅滝 通過。

    滝の麓まで降りられますが、足元が悪くて急勾配なので上から撮影。


    RIMG1472.jpg

    比較的歩き易い登山道ですが、若干荒れている雰囲気がありました。

    RIMG1481.jpg

    川沿いを遡上して行くので清涼感があって気持ちの良いルートです。

    双門弥山ルートの様な危険箇所も無く、ゆったりとした時間を過ごすことが出来ます。


    RIMG1487.jpg

    RIMG1491.jpg

    途中でルートが切れている場所がありましたが、そんなに危険はありませんでした。

    RIMG1497.jpg

    登山道が川の様になっており、石や枝の上は若干滑り易いコンディション。

    RIMG1498.jpg

    最近降った雨の影響か、大量の水が登山道と川に流れ込んでいました。

    RIMG1500.jpg

    何とも言えない美しい登山道。 沢沿いの道は雰囲気がとても良いですね。

    RIMG1504.jpg

    RIMG1510.jpg

    進むに連れてルートが分かり難い場所が出てきますが踏み跡はしっかりしています。

    RIMG1514.jpg

    下山の時はルートを外れ易いかもしれませんが、登りは方向を気にすれば大丈夫です。

    RIMG1521.jpg

    かなり前に崩落したと思われる作業小屋。 このまま自然に還っていくのだろうか?

    RIMG1525.jpg

    ここも少しルートが判り難い。 迷いそうなら尾根を目指せば問題ありません。

    RIMG1526.jpg

    獣害対策のフェンスから瞬間的に急登になりますが距離は短いです。

    RIMG1530.jpg

    この辺りが三度小屋辻だと思うのですが、小屋跡らしき物は見当たりませんでした。

    RIMG1535.jpg

    遠くに望む大普賢岳。 天気が良く遠くの奥駆道までが見渡せます。

    RIMG1538.jpg

    この日の山行でよく見かけた植物。 これは何の木でしょうか?

    RIMG1541.jpg

    7:19 伊勢辻山 通過。

    RIMG1544.jpg

    伊勢辻山から望む薊岳と大普賢岳。 こんなに良い眺望は初めてかもしれません。

    RIMG1546.jpg

    これから進む赤ゾレ山、国見山方面。 照りつける太陽が眩しい。

    RIMG1552.jpg

    大きなアップダウンもなく、非常に歩き易いトレイル。

    静かで何モノにも邪魔されない自分だけの時間。 これ程の贅沢はありませんね。


    RIMG1555.jpg

    7:43 赤ゾレ山 通過。

    RIMG1562.jpg

    赤ゾレ山から望む国見山と水無山方面。 緩やかな稜線歩きは気持ちが良いです。

    RIMG1564.jpg

    ハートの形をした赤ゾレ池。 鏡の様な水面に映る空が美しい。

    RIMG1567.jpg

    この山域ではブナと杉の木が多く見受けられました。 

    RIMG1570.jpg

    7:58 馬駈ヶ辻 通過。

    RIMG1571.jpg

    谷間の部分が大又林道だと思います。 こうして見ると結構登ってきてますね。

    RIMG1572.jpg

    8:23 国見山 通過。

    肩の調子が悪いので、愛用のザックには10kgしか入れてません。

    正確にはハイドレーションの2L分があるので8kg程度のトレーニングです。


    RIMG1580.jpg

    あと一つのピークを過ぎると明神平。 水無山を目指して出発です。

    RIMG1585.jpg

    このルートは本当に気に入りました。 とにかく美しいの一言です。

    RIMG1589.jpg

    8:50 水無山 通過。

    RIMG1593.jpg

    水無山を越えると美しい明神平が見えてきました。

    水無山から明神平までは、距離は短いですが急峻な下りになります。


    RIMG1596.jpg

    9:01 明神平 到着。

    初めて訪れた冬と違って、草原の中のあしび山荘も美しいです。

    前記事はコチラ → 明神平 雪上テント泊① 2014年1月25日


    RIMG1605.jpg

    積雪期も良いですが、草原の明神平も本当に美しいですね。

    草原の中に私の苦手なバイケイソウが沢山生えていました。


    RIMG1607.jpg

    ここで我が目を疑う光景。 2ヶ所程あった直火の焚火跡。

    いくらなんでもコレはダメでしょう。 燃え残った薪もそのまま放置してありました。 

    ググると沢山の方がここで焚火をされていますが、ここは直火の焚火OKなんでしょうか?

    良く見てみると木以外の物(多分ゴミ)も燃やした形跡がありました。


    RIMG1611.jpg

    RIMG1612.jpg

    この小屋は冬期に訪れた際に、何故か鍵が開いていました。

    ここで初めてKさんと出会った時に、悪天候だったので玄関をお借りしました。


    RIMG1615.jpg

    ハッキリと覚えていますが、初の雪上テン泊でテントを張った場所です。

    RIMG1616.jpg

    予定していた時間より余裕があるので、桧塚まで行くことに決めました。

    RIMG1617.jpg

    RIMG1620.jpg

    9:26 明神岳 通過。

    RIMG1626.jpg

    明神岳の先から南方面。 手前が台高山脈で奥に見えるのは奥駆道でしょうか?

    RIMG1628.jpg

    千石山と桧塚方面の分岐。 今回は桧塚方面へ進みます。

    RIMG1633.jpg

    しっかりと踏み跡がありますが、地図の確認推奨、あまり信用しない方が良いです。

    トレースを辿ると明らかに違う方向に進んでいるのもあるので注意が必要です。


    RIMG1635.jpg

    余談ですがおニューのブーツです。 LOWA ZEPHYR GTX MID TF。

    履いた感想ですが、吸付くようなフィット感で重さをほとんど感じない。

    堅いイメージとは裏腹に足首もしっかりとホールドしつつ動かし易い。

    ソールは柔らかめですが、絶妙な柔らかさで足元の感覚がとても良いです。


    RIMG1637.jpg

    RIMG1639.jpg

    樹林帯の中は木の葉が日光を和らげてくれていて快適です。

    RIMG1643.jpg

    10:10 桧塚奥峰 到着。

    あまりにも素晴らしい眺望。 ここに来て良かったと思いヤマネチ!!

    (因みに左肩は前回の山行で痛めて、絶賛肉離れ中です。)


    RIMG1651.jpg

    毎回の様に同じウェアを着ていますがご愛嬌で。。。

    RIMG1655.jpg

    桧塚奥峰からの眺め。 素晴らしい景色で時間を忘れてしまいそうです。

    RIMG1646.jpg

    RIMG1647.jpg

    RIMG1648.jpg

    RIMG1649.jpg

    桧塚奥峰から稜線を10分程進み、桧塚を目指します。

    RIMG1669.jpg

    10:27 桧塚 到着。

    特に景色が見える訳でもなく、基準点があるだけのピークです。


    RIMG1672.jpg

    桧塚から見る桧塚奥峰。 こんな素晴らしい場所を独り占めです。

    RIMG1673.jpg

    桧塚から桧塚奥峰までの稜線から南西の方角。

    RIMG1676.jpg

    桧塚奥峰から明神岳に戻る時にようやく人とすれ違いました。

    この時に私を抜いて行った方がfacebookのグループの方だったので驚きです。

    流石に通しで歩いてきたのでペースが悪くなってきた頃合いでした。

    11:28 三ツ塚 通過。

    今日は林道終点に下りず、このまま薊岳を経由して大又へ下山します。


    RIMG1686.jpg

    白銀の明神平も素敵ですが、緑の絨毯も本当に素晴らしい景色でした。

    RIMG1691.jpg

    厳冬期に訪れた記憶を懐かしみながら、薊岳を目指して稜線を歩きます。

    RIMG1699.jpg

    12:35 薊岳(雄岳) 通過。

    RIMG1702.jpg

    薊岳から南方向。 木ノ実矢塚、遠くに大普賢岳や大峰の山々も見えます。

    RIMG1706.jpg

    薊岳から北方向。 今日歩いてきた伊勢辻山、赤ゾレ山、奥には高見山も見えます。

    RIMG1708.jpg

    冬に来た時もありませんでしたが、薊岳の看板は今日もありませんでした。

    RIMG1711.jpg

    この辺りでハイドレーションの飲料が尽きてしまいました。

    それなりの距離が残っているので不安に駆られながら下山を続けます。

    こちらのルートは遮るものが少なく、直射日光が容赦なく襲いかかります。

    冬場に怖い思いをした稜線は、無雪期でも通過する時に緊張感がありました。


    RIMG1712.jpg

    巻き道より直で尾根に登った方が滑落の心配は無さそうな気がします。

    RIMG1715.jpg

    尾根に上がると薊岳(雌岳)の表記がありました。

    RIMG1716.jpg

    冬はここでラッセル地獄に加えて木の枝にザックが引っ掛って大変でした。

    RIMG1718.jpg

    しばらく歩いているとまたもや薊岳(雌岳)のマーキングがありました。

    雌岳は2ヶ所あるのでしょうか? それとも誰かが勝手に付けただけなのでしょうか?


    RIMG1721.jpg

    薊岳を過ぎると足元も広くなり、勾配も緩やかで歩き易くなります。

    RIMG1722.jpg

    13:19 木屋の尾頭 通過。

    明らかにペースが落ちています。 予定では三ツ塚から3時間で降りる計算でした。


    RIMG1729.jpg

    木屋の尾頭を過ぎると笹野神社まで延々と下りが続きます。

    RIMG1734.jpg

    ここは初めてKさんと出会った時に2人で砂利広場から直登で登ってきた場所。

    喉の渇きに耐え切れず直下で下山しようと思いましたが止めました。

    急なルート変更は事故の元なので、辛くても予定通りのルートを辿ることにしました。

    前記事はコチラ → 明神平スノーハイク バリエーションルート~薊岳~明神平


    RIMG1736.jpg

    13:36 大鏡池 通過。

    池とゆうくらいなので水場を期待しましたが、池の水すらも枯れてしまっていました。


    RIMG1740.jpg

    高度を下げるにつれて木々のお蔭で日光は遮られますが風が消えました。

    喉の渇きと暑さに耐え切れなくなりそうな時に山からの恵みが。

    台風の影響なのか、登山道を横切るように勢いよく水が流れていたのです。

    迷わず飛込んで全身を冷やし、雑菌を気にせずに水をがぶ飲みしました。


    RIMG1744.jpg

    クールダウン出来たので元気100倍。 一気にペースを上げて下山再開です。

    ようやく人工的な道になり、遠く下の方に民家の屋根が見えてきました。


    RIMG1748.jpg

    アスファルトに出合い、途中で集落の方へ降りる階段を下って笹野神社の横に出ました。

    RIMG1753.jpg

    15:02 笹野神社 通過。

    RIMG1755.jpg

    大又林道を経てようやく砂利広場に帰ってきました。

    15:20 砂利広場 到着。

    距離 25.2km 10時間37分に及ぶ山行でした。

    途中で飲料が無くなるアクシデントがありましたが無事に下山出来ました。

    私の場合、夏の山行で10kmで最低1Lの水分が必要なようです。

    今後は飲料を多めにするか、携帯浄水器を装備するか検討が必要だと感じました。

    ともあれ台高山脈 明神平を中心に周回しましたが、とても良い山域だと思います。

    久しぶりに最高の天気に恵まれて、一人の贅沢な時間を過ごさせて頂きました。

    それと仕事帰りに大又林道を下見してくれたKさん、本当に有難う御座いました。

    ヤマレコの記録はコチラ
    http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-680467.html



        









    THEME:登山 | GENRE:スポーツ |

    COMMENT

    お疲れ様でした

    20日!?誘ってくれたらご一緒したのに(笑
    浄水器買って下さいネ(^^ゞ
    RICOH WG-30W買ったんや〜♬
    REDEYEさんには、お似合いですヨ〜(*^^*)

    清々しい草原の風景、そして美しい山の景色ですねぇ。
    爽やかな夏山の写真に癒されました。

    この時期に水が無くなると辛いですが、水は重いですからどれくらい持って行くか悩みますね。
    沢の生水は僕もたまに飲みますが、お腹は大丈夫なのかいつもちょっと心配になりますw

    雲さんへ

    雲さん、おはようございます!
    20日は大阪に戻られてたんですか!?

    タフネスなカメラ買ったんですが、
    オートフォーカスでピンぼけする私ですw
    カメラ向いてないのかな。。。

    タキビ様へ

    タキビさん、おはようございます!
    季節毎に違う風景を楽しめるのは素晴らしいですよね。

    日本の水は大丈夫だと思うのですが、
    直飲みはちょっと抵抗ありますねw
    携帯浄水器を買おうと思案中です^ ^

    こんにちは、RED EYEさん!

    桧塚奥峰は素晴らしい所ですね。
    私も初めて訪れた時のその風景は
    今なお脳裏に焼き付いています。

    明神平の焚き火跡はひどいですね。
    狼平もそうですが、少し有名なテント場
    ではよくみる光景です。

    浄水器、私はスーパーデリオスを使用しています。
    マヨネーズの容器みたいなやつ。
    軽くて不具合知らずです。
    カタダインのたっかい浄水器は数度使った
    だけで目詰まりを起こしましたw

    mojimaro様へ

    mojimaroさん、こんにちわ(`・ω・´)ゞ

    明神平、台高山脈は良い所ですね~。
    次は秋と厳冬期に行こうかなと思っています。

    ハイカーの人口が増えてマナーの悪さが目立ってきましたね。
    何より腹立たしいのは古い人間が新しい人間に注意しないこと。
    古い人間が悪しき風習で当たり前のように悪いことをすること。
    良いモノを継承せずに悪しきモノを継承するのは如何なものかと思います。

    誰かが少しの勇気で何かを変えてゆけるのに人は本当に愚かですね。

    てか超高額な浄水器じゃないですかw
    私はセイシェル狙っていますw

    EDIT COMMENT

    非公開コメント