四国山地 剣山~三嶺 縦走① 2015年12月13日
Kさんと雪の積もった弥山双門ルートに行く予定が、雪が無い為に行き先変更。
以前から行ってみたかった四国山地 剣山に登ることにしました。
12日土曜日の夕方に大阪を出発、22時に剣山登山口に到着。
御来光を拝むにしても早過ぎるので、3時過ぎまで車で仮眠をとりました。
3:48 剣山登山口 出発。
今回は日帰りですが、トレーニングも兼ねて60Lザックで歩荷トレーニングです。
久しぶりのナイトハイクは気持ちが良く、日の出まで時間があるのでユックリ進みます。
ミステリーランチのバックパックはカッコいい。 私も同じザックを背負っています。
登山口の標高が高いので、あっとゆう間に1500m地点を通過。
祖谷川の水源。 この剣山が祖谷川の源流になっているようですね。
余裕があるのでマッタリとナイトハイクを楽しみます。 やっぱり夜は気持ちが良いです。
Kさんは冬靴のバイスホルン、私は重登山靴のアイガーエイス。
ザックには適当に荷物を詰め込み、20kg弱のウエイトを担いでいます。
途中で面白そうな場所、太鼓くぐりがありましたが、ザックがデカくて通れませんでした。
この辺りは広く開けていて、テントを張るのに良さそうな広場になっていました。
4:38 酉島駅 通過。
ロープウェイなら見ノ越駅からここまで15分で登ってこれます。
夜明けまでは早過ぎるので、時間を掛けて遊歩道コースで頂上を目指します。
山頂に向かって少し進むと、足元に期待感を膨らませてくれる光景が。
霧氷が育ってくれれば、明け方には美しい世界を望むことができるかもしれません。
4:57 大剣神社 通過。
この辺りまで登ってくると、かなりの強風が吹き荒れていました。
露出している肌が痛く感じる程、冷たい風が体温を奪っていきます。
時折ガスが濃くなり、ヘッデンの明かりが拡散されて視界が悪い時もありました。
5:12 剣山頂上ヒュッテ 到着。
可愛らしいマスコットがお出迎えしてくれましたが、何処の小屋も閉まっていました。
シーズンオフでも、寒さを凌げる場所があると期待していましたが甘かったようです。
トイレも含めて全て施錠されており、風雨を凌ぐ場所はありませんでした。
本宮前の軒下を借りて、ビバークスタイルで待機することにしました。
小屋の前に吊るしてあった温度計を見ると氷点下を指していました。
風も強く寒いので、ツェルトを被りドラゴンフライを焚いて暖を取りました。
シュラフもシュラフカバーもありましたが、荷を解くのが面倒で横着スタイルです。
Kさんと談笑しながら日の出を待っていると、下の方から幾つか灯りが見えました。
2組のハイカーの姿が見え、我々と同じように御来光狙いで登って来られたようです。
辺りも明るくなり始めたので、荷物を撤収して剣山山頂に登ることにしました。
目前には何とも美しいモノクロームの世界。 広大な霧氷の世界が拡がっていました。
すっかりと夜は明けましたが、空には雲が懸っており御来光はまだ見れません。
6:54 剣山 山頂 到着。
剣山山頂から次郎笈を望む。 風が強くて立っているのもやっとでした。
それにしても何と美しい稜線でしょうか。 とにかく素晴らしいの一言です。
次郎笈に向かって進み始めると、東の空が赤く照らされ御来光を見ることが出来ました。
朝日で赤く染まり始めた熊笹の稜線。 雪が無いのは残念ですが美しい光景です。
振り返り剣山を望む。 次郎笈側からの剣山の姿は本当に美しい姿でした。
四国山地の稜線に、静かな朝が訪れる。 鹿たちが走り回り、山が目覚め始めました。
次郎笈の手前から三嶺方面を望む。 明らかに日帰り縦走には不向きな大型ザック。
熊笹の美しい稜線は、いつまでも歩いていたい衝動に駆られます。
7:42 次郎笈 山頂 到着。
何処を見ても息を呑む美しさ。 四国の山々がこんなに美しいとは思いませんでした。
これからどうするかKさんと相談の末、三嶺方面に進むことにしました。
まず丸石避難小屋まで行き、そこで引き返すか進むかを判断する事に決定。
この後、重いザックと靴を呪うことになるとはこの時は考えもしませんでした。
写真が多く、記事が長くなってしまうので次回へと続きます。
COMMENT
No title
剱山&三嶺、素晴らしいですよね。
私も一昨年だったか初めて登りました。
私は三嶺~剱山を2日かけて登りましたが、REDさんは一日で歩ききったのでしょうか、スゴイですね!
とにかく野生美が凄まじい四国の山々。
続き期待してますよ。
mojimaro様へ
いつもありがとうございます!
四国の山がこんなに美しいとは驚きました。
奈良の山々の美しさとはまた違った美しさがありました。
歩く度に違う表情が楽しめて、飽きない山でした。
続きはボチボチ書いてますw
何せ年末で仕事が忙しすぎて。。。
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